東大生がパラリンピック ボランティアに参加することにした理由

大学生になる前、オリンピックとパラリンピックのボランティアに応募した。当時、憧れの東京で、東大生になっていて絶対にボランティアするんだ!!と、このためにマイナンバーカードの発行まで行った。

とてもとてもワクワクしていた。

緊急事態宣言、計画が1年ずれ込んだ。浪人せずに受かっていれば、なんてことも思った。

ボランティアのことが思い浮かんだ。とても楽しみにしていたが、大学の都合上オリンピックのボランティアは難しい。この状況でオリンピックパラリンピックのボランティアにリスクはないのか。よく考えた上でシフトは承諾しないことにしていた。6月。

オリンピック期は開会式を見ながら、ひたすら微分方程式を解いたりレポートを書いたり、テスト対策をしていた。

テストも終わり、なんの変哲もなく生活していた。乗り換えでオリンピックのボランティアの服をきた人を見かけた。すっかり忘れていた。8/7、ふとボランティアのマイページをみた。きっかけはあまり覚えていないが多分その人を見たことをふと思い出したのだと思う。あれ、まだシフト承諾できるのでは?

8/8、ワクチンをまだ打ち終わっていない。でもインターンも延期になったしな、ちょっとなら参加できるかも。うーん、でもな、怖いしな。どうしよう。悩んだ。

ニュースでは労働力の搾取って言われているし、実際ワクチンまだ打ててないし、リスク高いしメリットよりデメリットが大きいのでは?と。でもどうしてもどうしても、自分にボランティアやらない決断をさせるための合理化に思えて仕方がなかった。それで、8/10、参加することに決めた。


参加の感想については、別の投稿で書こうと思う。


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