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【データ分析に必要な統計】統計検定2級2018年11月問9解説。

この問題超難しく、解説もどれも途中式がなく難解。

分かりやすいものがなかったので超解説!!

まず、この問題は反復思考といいます。

そもそも、何を使って解かれているか分かりにくい^^;

反復施行を調べると解き方が出てきます!

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まず、1から6の目が等しい確率で出るサイコロを7回投げる時の2以下の目が出る回数をXとする。式の作成から

これは、二項分布を使います。式の作成の例Xが実数3とすると。

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です。ただ、7C3の組み合わせは別の書き方も出来ます。そして、出る回数をXのノカタチに変えてみます。

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では、(1)の文章のXだけの部分が完成しました。分母ができました。

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まずは途中式の解説。

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会場を約分します。下のほうが1個階乗が多いので2/3のみが残ります。

次は②

こちらも約分しますが今度は分子が階乗が一つ多いので1/3が一個残る感じです。

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③をやくぶんします。

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まだ③の内側が約分できるので①と②で更に解説

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結果

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このように約分ができました。

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ということで ②が解答となります。

途中式を見ることが出来ると結構簡単かも。。。となるのですが

知らないと全然解答までの道のりが分からない問題です。

何度でも見直してもらって、解法を自分のチカラにしてもらえたらと思います!!

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