見出し画像

【徒然なるままに】#89

 本当なら随分前に入れなければいけなかった人たちを入れて会議をしていなかった、というのは、何だろう、最早言葉がない。言葉を失わせる→結果、この人には何を話しても時間の無駄なのかもしれない、ということがたまに経験がある(自分がそうでないことを祈るがそれほど自信はない)が、まあそれはさて置き、これが本当ならびっくりだ。
 忖度させる者という者は、自分より強者、強国に対しても忖度を行うのだろうと想像するが、果たしてそんなことがあったのか、それとも安全側に何かを判断する、ということがそもそも苦手なのか。
 初動というものは本当に重要だと思っていて僕自身は出来る限り相当気を使うが、あまりわかってもらえないことが多い。伝え方が下手なのかもしれない。初動をしっかりすれば、大抵その後起こる様々な問題にも対処できる。しかし、それが上手くいかない場合は言わずもがなである。 初動に気を使った結果、問題は何も起きなかったではないか、という人もいるが、それは初動に気を使ったから、ということがどうやらわからないらしい。

 今回、様々な問題があるが、その中で改めて明らかになったのは、調子が良くなくても、働かざるを得ない、移動せざるを得ない、そういったことが優先される社会だということだ。人はなるべく争いを避け、やがてそれは、それぞれが限りある人生を良き形で全うできる、そんな社会というものを人間は構築すべく目指してきた、と思うのだが、そうなっているかというと甚だ疑問である。今、常識となっていることを見直さなければ、人生を良き形で全うする、ということはなかなか難しいかもしれない。しかし、一人一人がもし良くしたいと思っているなら、できる形で何かをすれば良いと思う。一人一人でも、そう思っている人たちが多ければ変わっていくだろう。
#日記 #エッセイ #初動

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?