まだわきこが札幌でライブを開催できない理由

今うちは東京にいる。

それはもちろん自分のためと
札幌に劇場を作るという

札幌で夢を追う芸人たちのため

と、言っているが
結局はエゴであって
皆んながそれを望んでいるのかと言われたら
アンケートをとったこともないし

誰かに作ってくれ！と言われたわけでもない。

でもそれは
必ず必要で
未来では、あって良かったと
絶対に言っているはずなので

そんな未来がうちにはちょこっと見えているので

ただひたすらに走っている。

もし暴走していたら言ってくれ。

東京にいる理由は

自分の1番大切な9年目10年目を東京で過ごしたかったこと。

札幌のライブに足を運んでくださるお客さんを増やすため

である。

さて、

緊急事態宣言によって
３月から開ていないライブ

宣言も明けて
東京や大阪の劇場は配信や動員制限、ネタもソーシャルディスタンスを取ることで再開している。

さあ、札幌のライブはいつからはじまるの？

って思っている
北海道に住むお笑いファンは
思っているでしょう

答えさせてください。

まずわきこの主催するライブに関しては

最速で９月になると思います。
が、
正直
９月も開催できるとはおもってません。

札幌よしもとさんは
８月から再開するようです。

もちろんソーシャルディスタンスなどは守ってですね。

それを踏まえて
他の事務所さんも再開していくかと思います。

とても素晴らしいです！
芸人さんがたくさん舞台に立つこと

それがうちが1番待ち望んでいたことです。

さて、
なぜわきこが開催できないかというと

たくさんの要素をクリアしなければなりません。

①費用の話

うちはお金儲けのためにライブを開いてるわけではありません。
それでも、お金もろくに持っていないうちは
5000円でもマイナスになってしまえば死活問題です。

ライブには主に
会場費
と
製作費

がかかります。
会場費に関しては
たくさん探して
本当に破格の料金の場所を見つけて
お世話になっております。

が、それでも1000円2000円でやってくれるようなところなんてありません。

製作費に関しては
台本もうちが書きますので費用はかかりませんが
受付、照明、音響
など
全てうちに協力してくれるボランティア、
という言葉だと他人行儀ですが
頼もしい仲間たちに協力してもらってます。

なので0円です。

でも本当は皆さんに
もちろん出演してくれた芸人さんたちにもギャラをあげたいんです。

うちのライブはお客さんから少なくとも1000円のチケット代を頂くようにしています。
500円で見られたり
無料のライブっていうのも存在しますが

それだけの料金をお客さんから頂いているということを我々製作陣、そして芸人さんも意識して作りたいからです。
劇場を作ると言ってるうちが
そこを妥協しては一生作れないと思ってます

と、いいつつ
500円じゃライブ自体赤字になる可能性が高いんです。

普段の
ノーススタークリエイション

というライブは
芸人さんたちは自由に参加できて
ネタを磨くためのライブ。

今の現状お客さんは20人が平均

この状態で
いま、お客さんの動員を制限して開催すれば
100%赤字になってしまいます。

もし、制限せずにお客さんを入れてしまう場合
そこでクラスターが発生してしまった時
責任を取ることができないんです。

お客さんが
ちゃんと入っても良いとなるまでは
なかなか開催ができなくて、ごめんなさい。

配信についても考えたのですが
その環境や、やはり会場のことも踏まえて
現状は難しいんです。

②出演の話

８月から札幌よしもとさんがライブを再開するといっても
他の開催者のライブに出演するということまで容認するかどうか。
本人たちが不安ではないか？

皆さん、出てください！

って言って
誰も集まらないなんてこと
当たり前のように今の状況なら考えられるんです。

正直なところ
わきこの開催だからと言って来てくださるお客様なんて
相当な物好きで
基本的にはみんな
好きな芸人さんがいたり見たいネタがあったりするから来るわけで

芸人さんが出ないで
わきこのトークライブなんて
やるわけにいかないんです。

というかそれは
うちの目標とかけ離れています。（もちろんわきこのファンも募集しています）

ということで、
芸人さんがなんの気兼ねもなく出演したいと言ってくれる環境が整うまでは
自主開催が難しいというのが現状です。

③今はもっと貯めるとき

札幌芸人にとって自分たちの力を発揮することが重要だが
例えば賞レースとなれば
他の芸人との比較も入ってくる

基本的に賞レースとは
絶対評価ではなく、相対評価なのだ。

ただ面白い人が上に上がれるわけではなく

今回のネタは他の人と比べて面白いから上に上がれる

なのだ

もちろん賞レースの場合、
ですけど。

いつも言っていることなんですが
札幌芸人はとにかく舞台数が少なすぎる！

んですが、
今東京や大阪の芸人さんも同じ状況なんです。

もし舞台があったとしても
ソーシャルディスタンスを取らなければいけなかったりお客さんがいなかったりして

普段とは違う筋力が身についているはずなんですね

つまり
ネタをたくさん作ったり
SNSに取り組んでみたり

これは全国の芸人がフラットで
平等な期間なんです。

だからここで
札幌芸人さんには
誰よりも何よりも努力してもらえれば
東京や大阪の芸人さんたちに勝つことができるはずなんです

相対評価なので！

だから
わざわざわきこのライブを開催して
ソーシャルディスタンスネタをやってもらう意味はないんです。

今は貯める時期

とにかく
完全に戻ったときに爆発できるように

それだけを誰よりも貯めておくべきだとおもいます。

そしてもちろん、、、

このまま元には戻らないと考えることも必要だとおもいます。

第二波とか
共存とか

いつか戻るだろうなんて希望的観測で話しちゃダメだとはおもいます。

でも
うちはそれが好きで
大好きでお笑いを続けています。

一生このままじゃ

ダメなんで。

なんとかもがいてみせますよ。

新しいものをやったり作ったりできるほど
天才じゃないので
やりたいと思ったことや作りたいと思ったものの最高を出せるように

精一杯を尽くしたいとおもいます。

札幌でたくさんライブが開ける日を
どうか心待ちにしていてください。

そして札幌のお笑いに少しでも目を向けてあげてください。

うちがなぜそんなこと言うかというと

札幌芸人がずば抜けて面白いからとか
彼らと仲がいいからとか
売れされてうちと売れたろーとか

そんなんじゃないんです。

かっこいいから。

誰も注目してなかった彼らが
逆転するのが

かっこいいから

そうなったら
楽しいし

おもしろいから！

そういう奇跡を起こしたいんです

是非とも
今後ともよろしくお願い致します！

昨日餃子食べました。