これから。

視力検査の絵みたいな写真だ。去年、LAからPalm Springsに行く際に撮影したもの。

毎回、わかっているはずなのに、あの風がピュッとふいてくるのにビビってしまう。

思いつきで始めたこのページ、いつの間にかすっかり止まっていた。

自分は飽き性なんだろうか？

そういえば先日、友人と韓国料理をテラスで食べていた時のこと、どこかのストレンジャーがいきなりこちらに向かって

「あなたは飽き性だ！」

なんて叫んできたのを思い出した。すごいタイミングだ。彼女は実は読める人だったんだろうか。

まぁ、そんな話はどうでもいいのだけど。とりあえず、「写真」という、今は仕事であり昔は趣味だったことは続いている。

さて。

この時期、いつもだったら夏休み。海外に行っている頃だ。

そんなこんなで日々インスタに自動的にでてくる

何年前の今あなたはこれをしてましたよ

という親切すぎるツールが毎日ひたすら旅欲を刺激してくれる。

もう、どうしようもなく海外に行きたいじゃないか。インスタのバカヤロー

でもどうしようもないので、旅の写真をかたっぱしから眺める日々だ。

昔の写真を見続けながら一つ気づいたことがある。

写真は下手なのに、今よりも冒険心がある。写真を勉強して、スタジオに入って、フリーになって、という流れが、いつの間にか決まりきった正解のもの、を探しているのかもしれない。

上半期は夫の病気から始まり、コロナの時代もあったり、時間もあったりなかったりでいろんなことを考えた。

これからも同じ仕事を続けていくには何が必要なのか。この仕事をずっと続けるべきか。この場所にはいつまでいるのか。いつもはあまり考えない、今現在よりも先のことを考える。