これがなきゃ旅できなかった!世界女一人旅に不可欠だったアプリ5選
私は1人で1年間世界35ヵ国を旅したが、スマホが無い時代だったらこんなことはやる勇気も湧かなかったと思う。
とりあえず行きたい国の空港まで行って、現地に着いてから都市部までの行き方を人に聞いて、泊まる場所も当日決める。そんなこと不安で怖くて私には絶対できない。
だから、ネットも普及していない何十年前に世界を旅していたという人に会うと本当にすごいなと感心してしまう。
幸い、現在はスマートフォンがありWi-Fiも安定度に差はあれどほぼ世界中で使える。この環境であれば、誰でも比較的安全に世界一周に挑戦できる。
今回は、旅の最中に重宝したアプリをご紹介する。
1. Skyscanner
航空券の検索アプリ。
その時点で手配可能な航空会社・代理店のチケット価格を一覧で確認することができる。片道航空券の検索も容易で選択肢が豊富。
ヨーロッパ圏内では数千円の格安航空券を何度かゲットした。
念の為都度確認はした方が良いが、航空券は印刷しなくてもスマホ画面またはパスポートを見せるだけでほぼチェックインができた。
2. Maps.me
日本では知名度が高くないのだが、これは事前に訪問先エリアの地図をダウンロードしておけば、オフラインの環境下であっても、自分の現在地を把握し、目的地までのルートの検索をすることができる旅人にとっての神アプリだ。
海外での移動中は基本的にネットは使えないので、私は必ず出発前に宿のwifiを使って次の訪問エリアの地図をダウンロードし、次の宿泊地にピンを落とした状態で、出発した。
こうしておくと、自分が現地の空港やバスターミナルに着いて、そこからタクシーで宿に向かっている際などに、自分が正しい方向に向かっているのかをリアルタイムで確認することができてとても安心。
3. Uber
こちらは日本でも有名だが、スマホで目的地とピックアップ場所を指定してタクシーを呼び、支払いはクレジットカードで済ませられるサービス。
電車が発達していない都市やちょっと辺鄙(へんぴ)な場所に行く時に役立った。
Uberが活躍した場所
・アメリカ(LA)
・メキシコ(メキシコシティ)
・ブラジル(サンパウロ)
・コロンビア(メデジン)
ローカルタクシーのトラブルあるあるは運賃をぼったくられることだが、Uberだと現金のやり取りが発生しないので楽。ただできるだけ夜間の1人での利用は避けた方が良い。
また、行きはよくても帰りにwifiが使える場所がないと戻って来れなくなってしまうので、1人で辺鄙なところに行く際は、あらかじめどうやって戻ってくるかまで考えておいたほうが良い。
4. Booking.com
宿泊施設の予約サイトはいくつかあるが、私にはこれが一番重宝した。
Booking.comの良さは、世界のどの国でも、けっこうマイナーな都市でもだいたい網羅している点、あとはレビューの信憑性が高い点だ。
私の宿の検索方法は下記の通り。
・都市名と滞在日程を入れて検索
・安い順にソートをかける
・レビュー9.0以上の宿だけ見る
・ロケーション確認(基本は中心地から徒歩圏内が良い)
価格は国によってばらつきがあるが、平均して一泊1,000円くらいのところに泊まった。
レビューについて、個人的感覚だが、安宿であっても、9.0以上のところに泊まって嫌な思いをしたことはない。人気のエリアやシーズンの時に宿が混んでいて仕方なく9.0未満の所にも泊まったこともあるが、レビュー8台だと微妙、7台になるとけっこうヤバい(汚い、うるさいなど)という印象だった。
5. Couchsurfing
旅人(surfer)が、現地の人(host)にタダで家に泊めてもらえるサービス。
宿泊代が浮くということ以上に、現地人との繋がりを作りたかった私にはマストなアプリだった。
使い方は簡単。滞在都市と滞在日程を指定して検索、結果に出てきたホストにメッセージを送り、OKをもらえたら泊めてもらえる。
私がホストを探す時のこだわりポイントは下記の通り。
・女性
・年齢が近い
・プロフィールの趣味にfashionまたはdogsと入れている
・ホストとして良いレビューが既に何件かついている
女1人で初対面の人の家に泊めてもらうので、セキュリティ面には細心の注意が必要。その上で、共通の趣味を持っている人であれば会話が弾むし、自分が現地でやりたいことに協力してもらいやすい。
Fashion好きな人には地元のオシャレスポットやフリーマーケットを紹介してもらったり、犬好きな人には犬の保護施設に連れて行ってもらったり、自力では得られない情報と経験を得ることができた。
Couchsurfing のホストはだいたい世界のどの都市にもいて、その多くは国際交流が好きとか、過去自分がバックパッカーで旅先の人にお世話になったから恩返しをしたいという心優しい人たちだ。
一つ注意点としては、ホストの家の場所は、メッセージを送り宿泊の許可をもらった後に初めて共有してもらえるので、中心地からのアクセスが悪いこともある。
タダで泊めてもらうのでわがままは言えないが、国や地域によってはスラム等治安の悪いエリアがありそこに近い可能性もなくはないので、心配な時は滞在は安全な宿にして、ホストとは昼間にランチや観光案内だけしてもらうお願いをしてみるのもあり。
ここで紹介した5つのアプリを使えば、たとえ1人であっても、初めて訪れる場所であっても、移動・宿探し・現地人との交流をかなり安全にスムーズにすることができる。
警戒心を常に持った上で、ちょっとだけ勇気を出せば、誰でも世界一人旅はできる。みなさんも是非アプリを活用して楽しくて安全な世界一人旅を。
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