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男女両方に聞いた、子育て世帯の家庭と仕事の両立の満足度の話

共働きで子育て世帯といっても、その形は様々。

働き方や就業時間、頼れる両親が近くに住んでいるか、子どもは何歳で何人か、どの辺りに住んでいるか、地域のコミュニティはあるか、など変数が多すぎるし、どうすれば家庭も仕事も満足できるというのが言い切れないのが現状です。

家事や育児の担当割合と、家庭と仕事の両立の満足度

最初、私は単純に家事や育児の負担がなくなればなくなるほど、家庭も仕事も充実させることができるという仮説を持っていました。(私は実際子育てを経験しておらず、全く現状を理解できていなかったと今になって思うが。)

その仮説を検証すべく、共働きで子育て中の男性と女性両方に、家事の負担と育児の負担の割合や、家庭と仕事の両立の満足度などのアンケートを聞いてみました。

で、以下、結果。

(※nとかrとかここに出してませんのでそのへんはお手柔らかに・・)

男性は家庭の担当割合が多いほうが満足度が高い

男性は家庭参加している人のほうが両立の満足度が上がり、女性は家庭の負担が減るほうが満足度が上がるみたいです。

結果に大きく差が出るというのは正直驚きでした。

ベースとして女性の方が負担が多くその上で、ということからこういった結果が出ているかもしれませんが、男性女性ともに女性が多く担当することを望んでいるわけではないというのが伺えます。

じゃあ男性が家庭参加すればいいんじゃないの?

ってそんな単純な話にはならないのでしょう。

男性が育休を取ると言うと、会社では「え、奥さんは?」みたいな反応が帰ってくることもまだ多いと言います。
子供が生まれた男性社員がいたからといって会社から求められるものは変わらないし、女性は育休から復帰したあと家庭も仕事もふりかかってきて「家庭のことちゃんとできてないんじゃないか」「時短でキャリアが閉ざされてしまった」と感じてる人が多いと思います。


男性も女性もライフステージに合わせて柔軟な働き方を選択することができ、また子育てが落ち着いたら当たり前にキャリアに戻れるという社会にしたいし、

今後の日本の労働人口減少のことを考えても、個人が無理することなく力を発揮し続ける環境創りは必須である気がします。


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