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1年を俯瞰する

年賀状を考えながら一年を振り返り翌年のテーマを決めるのがここ数年の決まった行事。

会社員時代の年末年始は休みだ!と喜ぶ気持ちの方が大きくて、新年の抱負なんて特に考えることもなかったのに、ここ最近は年末の忙しない雰囲気の中でぼんやりと振り返り、年始の清々しい空気をまといつつその年をどう過ごそうか考え、自分の働き方を俯瞰できるよい時間になっている。

2017年は素晴らしい日々をテーマにしていた。

2016年に荒川区に工房を借りワタワタとせわしなく1年が経った。2016年は私が体調を著しく壊した年でもあったので、出会いが作ってきた場所で楽しく過ごしていきたいと思った。
所有する活版印刷機を並べただけなのだが、一台ずつみな違う道のりで私達のもとにきた。うちに来るまでの日々があって物語があり、日々を過ごしていく仲間で、みんなでよい仕事をしていきたい!という決意をしていた。


2018年は 交わる をテーマにしていた。

2017年は企画の仕事もやりはじめて、他者と関わることで、今までより楽しいものつくりをできればよいなと思っていた。個と個が交わる時生まれる重なった部分は複雑で面白い。

毎年末、その年の年賀状を見ると、意外とテーマに沿って一年を過ごしているから面白い。
こうなりたい、こうしたい、と頭の片隅にでも置いておくと、不思議とそういう道筋を辿っていく。

で、2019年。
年賀状をまだ出せておらず、旧正月も過ぎたけど、まだ完成せず…
2018年末にテーマはもう決めていて、あとは印刷仕上がりを待つのみ。

今年は年末年始にかけ企画をしていたので、なだれ込むように2019年が始まってしまった。
早く投函して、2019年の決意表明をして、新しい道筋を辿りたい。

#デザイン #年賀状 #フリーランス #働き方

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