ブログを書いてわかったこと
最近、自分のブログのリニューアルにかなり手を焼いてますが、何とか早い段階で完全復活をしたいと思っております。
前は国内の話題も書いてましたが、思う所あって今のリニューアル後については90%以上の記事を非公開にしております。
国内は国内で別に記録場所を設けております。
それこそ単なる写真の集積場所であったり、パークに行った時に何をしたかというログだけをざっくり残しただけのものです。
他人に見せる訳でもないものなのですが、たまにそっちに写真を大量投入したりしてます。
ブログを書いてわかったこと
3年近く自分のブログを書いております。
遠い昔は本当に自分の読書記録だったり、自己の心象の揺れ動く様だったりを書き記しておりました。
こうして今、ある事象をベースにしたブログを書いている事が長続きしていることにびっくりしてます。
コンテンツ産業も書く行為も嫌いじゃないから続いているんでしょう。
さて、本題。
3年近く書いていくうちに気がついたことがあります。
当たり前といえば当たり前の話しなのですが、やはり「読んでタメになる、役に立つ話しは読まれる」ということ。
ディズニーでなくても構いません。
ニキビに悩んでいる方がもしいたらおそらくどうすればニキビを治すことが出来るのか。真剣に悩んでいればいるほど必死に探すと思います。
具体的にはGoogleの検索窓に「ニキビ 解消法」なんてフレーズや「ニキビ 原因」とか打ち込んで検索結果の深いところまでひたすらに情報を探しまくると思います。
そこで、自分の悩みを解決してくれる記事があったらどうするか。
何度も何度も読むと思います。
プリントアウトもするかもしれませんね。
その人からするとまさに「役に立った情報」だからこそ、何度も読み返したりプリントアウトしたりするんでしょうね。
ディズニーだったらどうでしょう。
やはり「ファストパスの効率的な取得方法」なんかは定番ネタですもんね。
だからこそ、ウレぴあやTDRハックでも定番記事として読まれてるということになるわけですよね。
やはり好悪こそあれ「ノウハウ系」「ハック系」は読まれますね。イコール人の悩みや課題に答えるものだからでしょう。
ここはもうストライク・ゾーンど真ん中なんでしょうね。
アフィリエイトもそうだし、いわゆるセールスレターもそう。課題を解決する方法を提示してアクションを起こさせる、というものです。
「濃密な知識人の文章」もよく読まれる
これは読み手の人が「読んで賢くなった」とか「勉強になった」とか啓蒙されたと感じることが出来るならば、濃密な知識を有する方の文章は読まれると思います。
最近ですとライフネット生命の出口会長の書評がまさにそれでしょうね。
あと、読んでいて凄く唸ったのが出口会長が執筆された世界史の講義録。
・「全世界史」講義 I古代・中世編: 教養に効く!人類5000年史
・「全世界史」講義 II近世・近現代編:教養に効く! 人類5000年史
凄いですよね。
私は日本史ばかりだったので、こうして大人になって世界史を勉強するのはとても新鮮ですし、これが全部頭の中に入っているという所がまた驚愕するべき話しであります。
こういう人物や書物に触れると、こういう方のブログや書評はやはり読みたくなる。そして「学ばせて頂いた」という真摯な気持ちになりますね。
「役に立った」と思わせてナンボ
結局、読んだ人がどんな形であれ「読んで役に立った」と思われないと書いていても意味が無いんじゃないか、ということをしみじみ思うようになったのです。
さっき上に書いたただの訪問記録のブログも、全て行動した「過去」のみの話しでしか無いので、書いていてもつまらないんですね(笑)。
じゃあ書くなよ、と言われそうですが、今後はもう少し役に立つ情報を盛り込んでみようかな、と思ったりしております。
若干ですが、毎日100人近いアクセスはあるのでもしかすると何か役に立てているのかな、なんて思ったりしているんです。
でもそうですよね、単なる自慢話は読んでいてもつまんないですしね。
「高い飯を食べた」「秘密のクラブに入って特別なサービスを受けた」なんてな話しはそこで「では、そこでどうすれば私もそのような恩恵に預かることが出来るのか」という解決策が提示されないと読んでいてもつまんないということなんです。
友だちと一緒にカラオケ行って遊んできました、という単なる行動ログをほんの数行書いてアクセスがガンガン上がっていくのはそれこそアイドルや有名人だけ。
一般人が書くにはやはり、「行動に移すために必要な情報の提示」が必須なんですよね。
こう書いていて自分がそれをどこまで出来ているのか。
正直なかなか出来きれていないのですが、書く以上は意識して取り組みをしていきたいなと思います。
お金を稼ぐ、稼がないは別にしてという事ですね。
最後になんでこんなことを書いたのか、というお話しをしておきます。
ここ2~3ヶ月、講談社のポケットサイズのガイドブックに付箋紙を貼って眺めている女性の姿を、主に東京ディズニーシーに行った時にわりと頻繁に目にする機会がありました。
人によってはだいぶ古いものに付箋紙を貼ってマンマ・ビスコッティーズ・ベーカリーに並んでいたりしていたんですね。
そんな姿を眺めながら「きっと今日ここに来るのを物凄く楽しみにしてパークに来たんだろうなぁ。」「そのポケットガイド3~4年前のものっぽいから欲しいものが終売になっていることだってあるけど、分かっているのかな?」とか取るに足らんことを眺めながら考えていたのです。
ケープコッド・クックオフでコーヒーを飲んでいた時もそう。
隣に座った家族連れのお母さんがやはりポケットサイズのガイドブックに黄色い付箋紙をべったり貼り付けてお子さんとお話しをしているんですね。
そんな姿を眺めながら「今日1日がこの人達にとって良い1日になるといいな。」なんてなことを思ったりしていたのですが、反面「WEBじゃなくて雑誌、紙媒体なのか~。」という印象もあるんですね。
ポケットサイズに付箋紙を貼って遊びに来ている方々の全般的なITリテラシーが薄いとはこれっぽっちも思いません。
冊子で調べたほうが早いケースもあるからです。
でも、女性の方で主婦層ほど「周囲の口コミ>Google検索」なんですよね。
口コミで結果、ポケットサイズのガイドブックを買っているんです。
ここのサイトを観ると良いよ、というネタふりも無いわけじゃないんでしょうが、URLを伝えるなどの作業を含めると面倒だと感じる人も多いんでしょう。
難しいことや面倒なことはしたくない、と思ってしまったら手を出さないですからね。
脱線しましたが、実はまだまだ書き手がリーチ出来ていない層があるということを再認識させられた出来事でもありました。
だからこそ、そこで書く理由も生まれるんだと思いました。
親切心やおせっかいな人にはブログを立ち上げて書くという行為は向いているのかもしれませんね。
深夜の随想でした。
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