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雑感:雪は真っ白いけれど...

 どうも!おはようございますからこんばんわ!まで。
 12月になりましたね。1年って本当に早いなと想うのと同時に、積雪地域の平地でも雪を見る季節となっていきますが、先行きは真っ黒けな事柄が多いですね。という事で書いていきますよ!。

1.オミクロン株

 新型コロナウイルスの変異株については、判別しやすくするためにギリシャ文字を使って表現するそうですが、今巷で話題になっているのはオミクロン株です。

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 WHOが現在世界で確認されている変異株を表現する際、上記画像(引用: https://kahoku.news/articles/20210903khn000037.html )のようにピンクと黄色で色がついているギリシャ文字となっていますが、日本でも感染者が出たのがオミクロン株です。世界で初めて新型コロナウイルスの感染者が発表されてから約2年を超えますが、この2年の間にこれだけの変異株が発見されたという事実を感染症の歴史と比較した場合にどれだけ異常で恐ろしいのかというのは検証する必要はあると思います。そして、新たな変異株の登場が社会をどう変えていくのか?というのは注視する必要はあると思います。

1-1.善と陰謀論の狭間で

 新種の変異株登場で今一度真っ黒カオスな状況になるのが、善と陰謀論です。例えば、コロナを広げない方法として推奨されているマスクをはじめとしたツール1つ1つをとってもこういう批判や疑問があります。

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 上記画像はライターの中川淳一郎氏が現代ビジネスで寄稿した「日本を覆う「マスク信仰」このエビデンスなき“おまじない”とどう向き合うべきか」の中で、専門家や政治家,医療従事者がこれまでにメディア等で発信してきた金言をまとめた図となります。コロナ騒動に終止符を打てない理由として、中川氏はこれらの金言が自然の前に無力だったということを認めたくない気持ちがあるのではないかと指摘しています。

 ”新型”コロナウイルスと表する以上、感染症についての専門家はいるとしてもこのウイルスに関する専門家はいるわけがありません。だからこそ、本来は見立てと結果に相違があった場合には専門家も反省&検証をしなければならないはずなのですが、専門家の進言を政治も信頼してそれで話を進めてしまっている空気感があり、政治が発する事柄に対する批判や疑問を陰謀論として捉える機雷があります。この構図は、政治哲学者ジョン・ロールズの『正義論』に対して政治哲学者マイケル・サンデルが異を唱えた構図に似ているなという印象を持ちました。(参照:『感情で釣られる人々 なぜ理性は負け続けるのか』堀内 進之介 (著)pp165~166 )今回のオミクロン株の登場が、どれだけ真っ黒でカオスな様相を示すのかというのは興味がある一方で呆れる想いを感じています。

2.政治家の質の低下?

 前提を据えさせていただくと、まずもって違法な事をしてでも当選すりゃ良いというスタンスには断固反対です。その理由や考え方については下記のnoteでまとめましたのでご一読いただければと思います。その上で、先般行われました衆議院議員選挙後これだけメディアにすっぱ抜かれるって異常過ぎやしないか?と正直思います。

 中でも驚いたのは一本目に挙げました、自民党泉田裕彦衆議院議員が選挙区内の地元県議から裏金を要求されたという問題です。田中角栄やハマコーさんといった昔語りな政治家が血気盛んだった頃のイメージが強かった裏金が、令和の今でもよこせ!という人が存在していたんだという事に驚きΣ(・□・;)を覚えました。毎日新聞の記事によると、昨日泉田氏が行った記者会見の中で、泉田氏と星野伊佐夫県議(自民党長岡支部長)との間で9月4日午前9時過ぎから長岡市内の星野氏の自宅で2人だけで会談が行われて、星野氏が「米山隆一氏がトップ、泉田氏が2番目、圏外で森民夫氏」という衆院選新潟5区の世論調査の結果や地域分析を約6分間、泉田氏に説明した過程で次のような話なったとの事です。

星野氏 泉田さん、勝とうや。比例(復活)に引っかからなかったら終わりだよ。2000万や3000万をもったいながったら人生終わるよ。いちいち警察に報告するわけじゃないんだから。2000万や3000万のカネを惜しんで、一生を投げ出してはいけない。

泉田氏 違法行為にならないようにしないと、できません。

星野氏 そんなものは言葉の問題だけで、そんなの気にして報告するのなんか一人もいないからね。

泉田氏 どうすればいいですかね。

星野氏 この話は、早く言えば秘書の耳に入れてもいけない。あんた一人の腹にして、そして誰か信用できる人を使う。誰にも言ってはいけない。この話は。

泉田氏 でも、(カネを)まかなければいけないんでしょ?

星野氏 まくというのは、ばらまくのではない。たとえばA地域では〇〇さんですよ。

泉田氏 広島で事件があったばかりでしょ?

星野氏 そんなことを言えば、きりがないから。そんなのは表面の話だから。そういう世界だから。小千谷、北魚沼と細かくやらないで、信用できる人にだこてな。

 星野県議は泉田議員が発表した疑惑について真っ向から否定をし、自民党新潟県連の高取会長(高鳥 修一衆議院議員)は、県連としてノータッチの姿勢を示したと一部報道では挙がっています。自民党程の歴史ある組織かつそこから生まれている同調圧力の下においては、触らぬ神祟りなし的なスタンスを考えたり批判を避けるために先回りをして手を打つケースもあるかもしれません。(参照:『同調圧力の正体』太田 肇 (著) pp165~166 )こう考えると、法律で縛ったりする以前に組織としての統制やミクロな組織単位における人間関係やコミュニティとの接点をどう考えるかというのが大切なのかもしれません。

 この動きが、今後当該県議ではなく疑惑を告発した泉田氏を排除する形として動くのかどうか等含めて、動向は注視してみたいと思います。

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