あえて障害物を作る話
前提
・わかばさんはこの場面ではスーツを着ている
昨日、取引先と会食があり、いい感じのお店に行きました。
ピアノ生歌演奏をずっと聴かせてくれるタイプの店です。
入店から席につくまでの流れ
お店につくと店員さんが予約の確認をします。
上着や荷物をあずけて席へ向かいます。
「こちら、お足元をお気をつけください」と立ち止まりかつ我々の方を振り返って2段の段差があることを教えてくれます。
2段の段差を登り、少し歩いて、数段降りて、席に到着しました。
感想としては、あの2段の段差いる?でした。
2段の段差について考える
あの段差がないと構造上、内装設計できないような作りではありませんでした。
段差がある理由を考えてみます。
①デザイン性の向上: 段差を設けることで、店舗の外観や入口がより魅力的になるようなことはありませんでした、却下です。
②ブランドの個性を表現: ブランドの個性やコンセプトを際立たせるために、意図的に段差を設けているわけではなさそうです。段差だらけのお店ならありえるかもしれないですが、段差はほとんどありませんでした、却下です。
③雨水の排水: 雨水が店舗内に入らないようにするためにあるわけではなさそうです、7階のお店だったし、却下です。
④席までの導線をよくする: 入口付近に段差があることで、客が店内にスムーズに入れるようになっているとは感じませんでした、却下です。
⑤席までの丁寧なご案内の醸成:入口から席につくまで何も声をかけてもらわないより、途中声をかけてもらえる方が親切な感じがしました。
⑤が筋がよさそうです。
結論、「いい感じのお店」を食事提供する前に来店したお客さんに醸成しきるためのステップとして設置されているのが段差とします。
学び
・段差がある店は「いい店」
・トイレに席にたったときは段差の危険性について言及してくれる店員さんはいなかった
・スーツで行ったけど昨日は大雨だったから靴がずっとぐちょぐちょだった
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