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「ゆるく考えよう」~人生を100倍ラクにする思考法~ 著者:社会派ブロガー ちきりん を読んで

こんにちは、Hazuki88です。
最近はAmazonから本を購入したり、Kindle読書がほとんどなので、めったに本屋さんに足を運ばないのですが、ふと新宿紀伊国屋書店で目にとまったこちらの本。

実は数日前にお話した方が
「ちきりんがね・・・」
という話をされてていて、
(え、どちら様?)
と思って、ちきりんさんについてちょうどググったばかりだったので、これは手に取りなさい、というメッセージと受け止め即購入。
(私はこういうアクションを良く取ります。例えば同じ映画を短期間に3人以上の人に勧められたら観る、とか、目に留まった言葉をネットや看板で3回以上見かけたらその言葉通りに行動するとか)

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驚いたのはこの本がコロナ禍を経て出版された本では無く2011年の1月だったことです。
「ゆるく考えよう」~人生を100倍ラクにする思考法~ 
著者:社会派ブロガー ちきりん

自分や身近な人々を見ていると、コロナ禍を経て自分の生活スタイル、仕事スタイルを見直したり、少し立ち止まって考えている人が多いように思います。
そんな時にヒントを授けてくれる本、それがこの本に対する第一印象でした。

でも裏を返せば自分のマインドがこの本の様なスタイルに向いたから、この本との出会いがあったんだろうなとも思います。むしろその方がいまは強く思っています。

ゆるく生きたいか? 

YESでもNOでも無いけれど、昔はそれはダメだと思っていました。
いまはそれもありだなーって思います。
ゆるい寄りですね、この考え方(笑)
こう在らねば、こうせねば、こうあるべき、、、 苦しいですよね。
子供達にもついつい押し付けてしまう事があります。

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いろんな意味でコロナ禍を経て私が一番心に残った部分をご紹介いたします。
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昔の作家や哲学者などが残している名言の中で、強く共感した言葉があります。最も好きなのは、フランスの女性小説家、フランソワーズ・サガンの

「たとえ悲しくて悔しくて眠れない夜があったとしても、一方で嬉しくて楽しくて眠れない日もある人生を、私は選びたい」

~中略~
他の作家の言葉にある

「人生の傍観者になるな。観客席に座っていてはいけない。舞台に上がって自分の人生の主役を演じるのだ」

というのも同じ意味でしょう。
ボーッと観ていると、人生という名のお芝居はいつの間にか終わってしまいます。

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お芝居を観るのもそれなりに楽しいけれど、やはり主役として演じなければ本当の楽しさはわかりません。

生きるということは、観客席から立ち上がり、舞台に立ち、自分で自分の人生のストーリーを決め、そのためにどう振る舞うか、自ら決めることなのです。
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上司だったり部下だったり、妻だったり母だったり、時に通りだかりの人だったり、、、誰しも人生というお互いの舞台において様々な役柄を演じているわけですが、いつの間にか自分が主体じゃない、主人公じゃない人生になっているなぁと思う事があると思います。

少し前、私が色々迷っていた時にもメンターに
「自分が、どうしたいかを、自分で、決めてね」
と至極当たり前だけど、意外とできていない盲点をつかれ、ドーンっとなりうなっていました。

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タイトル通りゆるい文章が続きますが鮮烈なメッセージがあちこちにちりばめられており、猛烈に働いていたであろう、ちきりんさんが紡ぐ言葉はそこここで印象に残ります。

読み手によって心に残るパートは違うかと思います。
ご興味がありましたら是非手に取ってみてください。

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