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誰かの優しさが時空を超えて届く

8月20日(木)の日記。

養成講座実習の1日。朝から大阪へ。
ふたりとも学校へ行かず、悶々としながら家をでる。

スターバックスで朝のコーヒー。
昼休みに職場を出て、阪急百貨店の地下へ。お世話になっている方への贈り物を送る。お中元にはちょっと遅いけれども。

そういえば、新卒である食品メーカーに就職して、ここで2年ほど働いていいた。やめてから、阪急百貨店はリニューアルを繰り返し、当時なかったお店がたくさんあり、当時あったけど、今はないお店もある。

もちろん働いている人もお客さんも全然違う。

あの頃、先輩が本当に怖くて、会社に馴染めなくて辛かった。入社時から、8月の盆休みまででなんと12キロも痩せてしまった。(今のわたしでは考えられなくくらい痩せていた)

10月の異動で仲がよかった同期のMさんが、わたしの部署に異動になった。おそろしい先輩も異動になった。それを機に会社に馴染めるようになり、上司や先輩とも普通に過ごせるようになった。

会社をやめて10年後くらいに、ふと「あれは人事がわたしのためにしてくれた異動だったんだな」と思い至った。

そのときにはわからないことはたくさんあって、時間が経つからこそわかることもある。誰かの思いがすぐには届かず、時空を超えて、距離を超えて、届くこともある。

そんなことを考えてながら、梅田の地下街を歩いていたら、ある店を発見した。20年前からそこにあったラーメン屋。懐かしさのあまり入ってみた。

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阪急で働いていたとき、よくお昼を食べた。変わらず美味しかった。ずっと変わらないものもある。

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