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セブ島留学体験記①12年ぶりの海外

はじまりは2017年の大みそかだった。

ママ友Kちゃんが「今年のチャレンジ」と題して、

Facebookに投稿していたのは、

夏休みのセブ島親子留学のことだった。

単なるリゾート旅行なら、

小学生の子どもに海外旅行をさせるのは、

まだ早いと思っていたし、自分にもそんなに余裕はなかった。

でも、Kちゃんの投稿では、

親子でマンツーマンの英会話の授業を受けたり

セブの離島でボランティアをしたり、

広いプールで子どもを遊ばせたりしていた。

そのすべてが、今自分のこどもが

ぎりぎり「こども」である今の時期にしか

できないことだと思った。

私は即座に「絶対に行きたい!」

と思ってママ友Kちゃんに連絡をとった。

「わたしも行くから一緒に行こう」

Kちゃんは気さくにそういってくれた。

そして、2018年のはじまりとともに、

セブ島留学の準備が始まった。

パスポートは2009年で切れたままだった。

新婚旅行でスペイン、モロッコにいったきり、

海外には行っていない。

そりゃそうだよね。

双子育児と仕事で精一杯だったし。

でも、海外に行けると思うと

独身時代にもどったようで心底ワクワクした。

まずパスポートをつくり、

久しぶりに「地球の歩き方」を購入し、

HISで格安航空券を買い(ネットのはよくわからなかった)

留学の手続きをした。

季節は冬から春へ、春から夏へ。

夏から地獄の猛暑へ確実に変わっていった。

お互いに忙しいKちゃんとは、

打ち合わせをしようにもなかなか会えず、

出発の3週間前にようやく会って

いろいろ話せた。

仕事も一段落して、夏休みとなった8月9日。

自宅から義父に京都駅まで送ってもらい、

特急はるかにのって

(e5489で予約するとすんごい安かった)

関西空港へ。

まさに12年ぶりの関西空港だった。

これから始まる家族の大冒険に、

ドキドキがおさえられなかった。


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