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この夏の選択が未来を変える。「理想」を語り努力をするか、「正義」を振りかざして人を批判するか。

先日、息子の言動に腹を立て、部屋にこもっていると夫からこう言われた。

「話し合いなさい。」


わかってます。
対話が大事だってことは、わかってるんです。

自分が絶対に正しいと思っていると、何も解決しないということぐらい百も承知。

おかしなことを言っているように思えても、相手の話しに耳を傾けることが必要だってことも、よーくわかっているんですよ。

それでも、腹は立つもので、、

さて、もうお気づきでしょうか?
こうした状況は、国の内外問わず、今もそこかしこで起きています。

親子ゲンカなんて、子ども相手に大人気ないと思われたかもしれませんが、国同士の戦争もしかり、コ◯ナ、ワ◯チン、国葬問題云々だって同様。「我こそは正しい!あちらは考えを改めるべきだ!」と声高に正義を叫んでいるのは、大の大人達。

私が言うのもなんですが、正義というのは、度が過ぎると未来をも破壊しかねませんからね。ホント厄介なものです。

2022年の春分からの一年は、”自分が正しいと思うことを突きつめていく”ようなエネルギーの流れになっているので、そんな影響も少なからずあるのでしょう。

そんな時だからそうしたくなるのか、そうしたくなる人が増える時だから、そんな宙の配置なのか。どちらにしろ、夏至からの3ヶ月というのは、一年の中で最もその年の傾向が色濃く出る時期になります。

駆り立てられるように自分の考えを主張したくなったり、”自分はどう思っているのか”きちんと話さなければいけない状況になったり、必要に応じて意思表示することもあると思います。

日本人の場合は、どんな理想を持ち、何を信じ、”自分はこれからどうしていくのか”をはっきりと宣言することが苦手な人も多いので、難しさを感じることもあるでしょうね。

しかし、自分の主張をすることは大事なこと。
これはこれで、今しておくべきトレーニングなのです。

*

さて、大事なのはここから。

自分の理想を語り、懸命に努力していくのと、自分の正義を振りかざして、必死に他者を批判するのでは、天と地ほどの差があるので注意が必要です。

どちらも『自分の信じた道をいく』には違いないのですが、前者は未来を作り、後者は未来を破壊してしまうこともありますから、我が身を振り返るよう気をつけておきたいものです。

夏至図にも記されているのですが、自分の信じる道を進むには、さまざまな意見にも耳を傾け、自分とは異なる考え方にたくさん触れた方がうまく進みます。他者からの刺激でやる気に火がついたり、新たなアイデアが閃いたり、自分とは違う考えを持っている他者がいるからこそ、偏りや問題点に気づくことも出来るのです。

宇宙のエネルギーは使い方次第。
気づいたことをやるかどうかも自分次第です。

羽生結弦君のように、さらなる理想を追い求め、新たな未来を作っていく人になるのか。はたまた、自分の正義を振りかざし、今の社会や他者を批判し続ける人になるのか。

この夏の選択が未来にどう影響するのか、物は試しで、私は前者を選択したいと思います。


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