見出し画像

天王星逆行期「自分にマッチするものは、自分にしか見つけられないよ!」


「うちの子、友達出来ないの。大丈夫かな?」

これはママ達からよく聞くセリフ。
もとい、ママが何人か集まると必ず聞くセリフ。

これを聞くと私は必ずこう返すようにしている。

「本人はどう思っているの?」

この手の話で意外と多いのが、子ども本人が悩んでいないのに親が心配しているケース。まったくトラブルも問題も起きていないのに、勝手に親が問題に思っているということがよくある。

心配は心配に思っている人の世界のもので、心配していない人の世界の問題ではない。本人がトラブルを抱えていたり、困っていたりするのなら共に考えていくべきだが、本人が何ともないのであれば、心配は『親自身の問題』だ。

もちろん他の子と友好な関係を築いたり、人の悪意から身を守る技術を身につけることは必要だけれど、無理をして合わせるのはどうだろうか。人はみな考えていることも、興味あることも違う。その点を踏まえて、『誰とでも合うわけではない』ということや、『仲良しこよしだけが良い関係ではない』ということを理解していればなんら問題はないように思う。

それに時間がかかっても、自分に正直にいれば本当に合う友達は出来るものだ。



親自身の問題は、こうしたことを理解していないことや、子供のことを心配することで『自分の人生をやらない』でいること。そうした不安や不満を介して人と繋がり、安心感を得ようとする癖。

親というのはそんな自分の価値観や癖を子供たちに刷り込んでいくわけだが、それが病を作り出すことだってある。ちょっと厳しめに言えば『過剰な心配は、優しさに見せかけた暴力』とも言えるだろう。。

なんて今日はぶつぶつと考えていたが、人に無理して合わせるどころか、外に出ることは禁止。人に近づいてはいけない。会いたい人とだけゲームやオンラインを介して会えばいい。そんな数か月の引きこもり体験をした今の子供達は、『むしろ大丈夫かもしれない』と思いなおした。

では大人はどうだろうか?

この数か月で、『人に合わせなければいけない』『みんなに合わせておけば大丈夫』という村社会時代の価値観をしっかりとアップロード出来ただろうか?



さて、明日8/15からは変革の星、天王星が逆行を開始します。

1/11から約8か月間の目まぐるしい変化はスピードダウンし、流されるがままに変えてきたことや、『この際やっておこう!』と勢いでやったこと、やめたことを、今一度それで良いのか見直していく期間に入ります。

みんなそうしてるからそうする。
あの人がそう言うからそう思ってた。
みんなに合わせておけば大丈夫。

こんなことも、

「本当にそう?」「それでいいの?」「自分はどうしたいの?」と問われることもあるでしょう。

先の例えのように、価値観を押し付けることが暴力だとしたら、それを甘んじて受け入れているだけでは自分の力が弱ってしまいます。

これから先は、自分のことを自分でやらないでいたり、誰かに合わせているだけでは行き詰ってしまうので、まずは人の心配より自分のことを。自分考えや価値観で生きるトレーニングをしていきましょう。

子供達のことだって、心配するよりも、そうした生き方を見せていくことの方が大事なように思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?