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今月の宙予報・射手座2020/9/22~10/22

今月は神話の話を少々。

ギリシア神話では、射手座はケンタウロス族のケイローンが由来になっています。このケイローンは「時の神」クロノスの子であった為、粗野で好色と言われるケンタウロス族の中では例外的に賢く知性に溢れた人物。太陽神アポロンと、月の女神アルテミスから様々な技術を学び、人命を救ったり、ギリシアの若い英雄たちに教育をほどこしたり、賢者として尊敬されるようにまでなったと言われています。

さて、射手座というのはこのケイローンが弓を引く姿に象徴されるように、目的へ向けて強く焦点を絞り、ターゲットへ向かってストイックに打ち込んでいくサインです。

結果を得ることよりも、精神の高揚、感動、興奮、やりがいなど「ここにないもの」を追い求める飽くなき探求心があるため、日常の些細なことにはあまり関心がなかったり、「ものごとは絶対うまくいく」という楽観性から、自分のキャパ以上のものを追い求めてしまうことも。。
今年前半のように「ここにあるもの」で過ごさなければならない状況では、目的を見出すことが出来なかったり、何もやる気がなくなってしまったこともあったかもしれませんね。

しかし、射手座のあるべき姿というのは、好戦的で乱暴な気質のケンタウロス族のケイローンが賢者へと成長したように、見定めた目標へ向かい、絶え間なく学び、努力を重ねてストイックに鍛錬することによって自分の枠を超えていくこと。

そうした姿が人々を引き付けるようになっていくんですよ。

さて、なぜこんな話をしているかという、、

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