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子育て・親育て

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子、親、家族のはなし。
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2018年12月の記事一覧

「ダメな子」はいません。

「うちの子はダメだから」よくこう言うお母さんがいるが、考えてみれば失礼な話。 お母さんは家族だけれど、本人ではない。 本人が自分をダメだと言うならまだしも、どうして他の人に否定されなければならないのだろうか。 うちの子は「無理」「ダメ」と聞く度に、「そんなことないですよ」と言うが、「いやいや、本当にダメなんです」とさらに強く否定する。 実際ダメではないし、むしろしっかりしている。 他人がダメだと言っても、親だけでも肯定するべきなのに。。 なぜ?何の為? 勉強が出来

今年もサンタクロースは来る。らしい。

昨晩はうっかり早く寝てしまい、息子がサンタクロースに宛てて書いたお手紙のフォローを忘れてしまった。 我が家の息子は今年7歳。 そろそろ、サンタクロースなんて「いるわけない」と言いだすのではないかと思っていたが、今年もまた『サンタクロースに何をもらおうか?』と考えだした。 本当にまだわかっていないのだろうか? トナカイのソリに乗って空を飛ぶこと、家人の寝静まる深夜に家に侵入してプレゼントを置いていくこと。。あまりにもおかしい。 そんなおじいさんがいるわけがないと、気付

これは子育てだけの話ではない。「自分育ての話」

息子が1歳の頃、保育園を卒園・転園する子ども達のお別れ会で園長先生がこんな話をしてくれた。 『みなさまのお子様を「イヤだ」がちゃんと言えるように育てました!』 他の保護者がどう思ったかはわからないが、『なんとか教育』のような理想論に私は正直面食らった。誇らしげな園長先生を見つめながら、「あちゃー」と思ったものだ。 毎日毎日「イヤだ、イヤだ」の子どもとのカオスな日々。私の方が「イヤだー!!」と叫びたいっていうのに。 エンチョウセンセ、ナンテコトヲ。。。 * あれから