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【旅エッセイ】信州しなの町 ~東京という名の呪いが解けない

※この記事は2019年9月の旅行を振り返っています。

友人に車を運転してもらって、長野駅から小布施にやってきました。
小布施は栗が有名だそうですね。
事前にネットで調べて人気の高い小布施堂という甘味やさんのモンブランを目指してやってきました。

昨日の記事であんなに「情報ばかりの記事って〜」などと言っておきながら、頼りにするのは結局ネットの情報記事です。本当に助かります。

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しかし、なんと、小布施堂のお店の前には「本日の朱雀モンブランは売り切れました」と張り紙がしてあるではありませんか。
結局、近くの栗のお菓子が食べられるお店で栗もなかをいただきました。

張り紙を見た時点で栗への情熱はすっかり冷めています。
栗もなかはだいたい予想通りの味でした。

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ということがあった旅の最終日に再び長野駅に戻ると、なんと駅ナカに小布施堂の朱雀モンブランが売っているではありませんか!

もちろん買いました。
帰りの新幹線の中で食べる朱雀モンブランは、お高いだけあって濃厚な栗のペーストと、あっさりとしながらもしっかりとした乳脂肪分を感じるリッチな味わいのクリームが相まって今まで食べた中でいちばんおいしいモンブランでした。

すると隣で何やらスマホで検索をしていた友人が一言。
「新宿伊勢丹にも売ってるよ。」

なぁ、東京に住むって悲しいよな。
なんでもあるっていう呪いがかかってるんだよ。








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