悩むということ 二、
『悩む』という言葉は長い人生の間に 何処かに捨てたか、いいや 何かの拍子に忘れかけていったか、ノートの片隅にも出てくることが殆ど無くなった
もう悩まなくなったのか 悩みが変形したのか・・それを今は判別できない
思案に暮れることは これまでに幾度となくあった
そのたびごとに迷っている
しかし結論を見透すコツが身についたのか
あるいは 人間が冷めたのかなとも思う
あたふたとしないのだ
悪い奴らをたくさん見て 躱すのは上手になった
世の中こんなもんや、この程度の集まりや と舐めてかかれるようになった
そしてもう一つ
世の中にはまだまだ「もの凄い奴」が居るのだと言うことを知った
冷静になれば動じず 道がいくつも見えてくる
全ての道には言い分がある
表があれば 裏がある
裏(ウラ)を否定してはならない
#悩む #表(オモテ)と裏(ウラ)
つづく ・・かもしれない