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餃子、されど餃子

餃子にこだわっている。もうかれこれ何度マイナーチェンジしたのだろうか、そうWAGYUMAFIAの餃子の話だ。和牛で餃子を作ったらどれくらいうまいのか、京都のイベントのあとに生まれたのがこの和牛餃子。あの時から5年経って、僕なりの完成形に近づいたのでは?と思ったのが昨日の餃子ナイトだった。

もともとは西麻布のオープンに合わせてリリースしたものだった。開始次第、すぐに大人気となりホットソースWAGYUSCOとともに食べる辣油要らずの餃子にみんな夢中になった。発売当初は大盤だった。池袋にあった臼井食品さんというところに特注で作ってもらっていたのだが、残念ながら営業を終了してしまい、それ以来一般的な皮のサイズに戻った。

香港でデビューさせた和牛専門のラーメン店ことMASHI NO MASHI。そのお店を東京に持ってこようということになった。そこでも目玉商品の一つは餃子だ。ここでも皮の種類、厚さをコンマミリ単位でこだわった。レシピも何度も改善をかけ、不思議なことに一年経ったあとに、ふと餃子の神様が降臨した。

昨日初めてその新しい餃子をWAGYUSCOをぶっかけながら食べた。驚異的に美味しかった。ラーメン屋で初めてワギュジローといううちの和牛ラーメンを一歳食べずに一心不乱にそのジャンボ和牛餃子に貪りついたのだった。メニューはなかなか一朝一夕では腑に落ちない。僕の場合は、すごく時間がかかるが、5年目にしてようやく納得いく味に近づいたのは感慨深い。

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