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恥ずかしいがまさかの初体験で気付いたこと

エンゼルケアに初めて関わり
ひとの生と死の境に関わった。 

本当にひとはまだ温かい。
まだそこに生きていた証がある。
いまも動きそうな雰囲気がある。

これまで僧侶だったときは
亡くなったと連絡が入り
対面すると
もう既にドライアイスで冷たくなった姿でお会いしてきた。

とてもいまにも動きそうな雰囲気はなく
もちろん温かさもない。
さらに生前を知らない方になると。  

また出会う勝手な思い込み
「僧侶は死後からの役割」ということ。
 
なんと多くの体験をここまで失ってきたのか。

あとこの前エンゼルケアしていて
亡くなった父親のことをふと思い出した。
父親のときは親族ノータッチだったけど。
関われたら少しは父親も喜んだのかなぁーと。

ひとの誕生に立ち会えるならば
と同様に
ひとの死に際に立ち会えるならば
ぜひ経験してほしい。

なにか感じるものがあるはずだ。

あるひとは生き方が変わるかもしれない。

ちなみにわたしは
生に関わり女性観が変わった。
女性はすごい!
男性は女性には勝てない。
女性は本当にすごい!

そして今回、死に関わり
いまを大切にしようと思った。
死は身近。
いつかは死ぬ。
それは明日かもしれない。

あといつか実現したい!とふとここに宣言する。

ひとの誕生の場と
ひとの死に際の場が共にある場所。

共感してくれる家庭医。
助産師。看護師。
その他。
共感できるひとと場を作りたい!

昔は
家に生があり、死があった。

いつしか
箱に入れられて、ある意味大切にしてきた。

でもあまりにも大切にしすぎた。

いつしか
生を恐れ
死を恐れ
結果的に生きている感覚のない人間になってしまった。

だからこそ
今一度
生きている感覚を取り戻すために
このような場が必要なんだと思ってる。

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