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【書評】全国アホ・バカ分布考:松本修著

探偵ナイトスクープのディレクターである松本修氏の著書

「アホとバカの境界線がどこにあるか?調べて欲しい」という視聴者からの手紙をきっかけに全国のアホ・バカ表現の分布図を作成。

なんと方言の分布は京都を中心とした同心円状に広がっていることから、京都発祥の流行語が少しずつ同心円状に広まっていったという画期的な結論に達する。

特に東北の「ホンズナス」や沖縄の「フリムン」の所は感動的である。

また、若き日の百田尚樹氏がでてくるのが興味深い。

最初はフラフラしている百田君だったが、最後には主要登場人物として重きをなしてくる。

1993年の著書なので現在の百田尚樹氏を知るべくもないが・・・。

同じ松本修氏の「全国マン・チン分布考」は感動的でした!


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