[読書メモ][Kindle]『性格改善のヒント』

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現在と未来の自分には過去は全く関係ありません。

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過去の行為もすべてその時あなたがベストと思った選択なのです。

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ゴールの設定方法は実は極めて奥が深くて難しいのですが、まずは「とりあえずのゴール」から始めてみてはいかがでしょうか。そのゴールを達成すると決め、楽しみながら実際に行動するうちに、エフィカシーが上がり、さらに抽象度(物事をより高い視点から見ること)が上がり、その結果として次の新しいゴールが見えてくるようになります。

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付加価値のある商品を創造すれば、黙っていてもそれを買ってくれる人が現れます。もし、会社経営が面倒ならば、マーケティングや回収業務は専門の会社に委託すればいいのです。

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誰にも真似できないキラーコンテンツを生み出すことこそが、1億円を稼ぐ早道です。キラーコンテンツとは、あなただけにしか生み出せない絶対的な価値でなければなりません。

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他と比較して自らの価値を相対的に表現しようとすると、「うちはよそよりも安いですよ」「仕事を早くやりますよ」と製品の機能や価値とは関係ないところで競い合うことになり、結果的に消耗戦に陥ってしまいます。

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嫌な出来事や、悲惨な経験を疑似的に「忘れる」ように務めるのです。その際、前頭前野の中にある嫌な記憶のインデックスにアクセスしないように意識付けを行います。

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要するに、どんな情動でもすべて娯楽として楽しめばいいのです。人生には苦しいこと、悲しいことがたくさんありますが、それらを「ああ、あのときは大変だったなあ」とあたかも映画のワンシーンを見ているかのように楽しめるようになれば、きっと心が軽くなり、前向きに生きていく活力が出てくると思います。  

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日本で1年以上続く鬱の原因は仕事以外ありません。職場での仕事が原因で人は鬱病になるのです。

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結局のところ、仕事に起因する鬱病を治すには職場を変えることしかありません。もし、自分が会社に行くことが憂鬱だと感じ出したら、転職を検討するべきです。/労働法では、雇用主が何と言おうが、被雇用者が会社を自由に辞めることを保証しているのですから。

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少しでも鬱な気分に襲われたら、今の会社をすぐに辞めて、新しく正しいゴールを設定し直す必要があります。もちろん、それらの行為にはすべて自己責任がつきまといますが、鬱のまま経営者の奴隷で一生を終えるよりは、よほどマシなことと言えるでしょう。

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「もしかしたら、原因は自分にあるのでは?」という分析は、前頭前野による働きであり、自らを客観的に評価する態度です。そうすることで、不思議と相手に対する憎しみは鎮まるものなのです。

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それは「あの人はああいう性格だから、仕事ができないんだ」「あいつは性格が悪い」「根暗な性格だから、ダメなんだ」といったラベリングを知らず知らずに他者に対して行い、偏った視点でその人を見てしまう危険性があるからです。

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そもそも人間というのは今この瞬間に刻々と変化していく存在です。それなのに過去のその人の性向をもとに勝手に人間性や人格を決めつけるのは馬鹿げています。

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抽象度の低い人間の視野は狭いため、他者を評価するとき、他者において一番印象深かった出来事からのみ判断する傾向があります。

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自分が主体的に選択したことに対する結果に対しては後悔は生まれない

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コーチングの目的は、あなたの人生が心から豊かで幸せなものになることです。

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コンフォート・ゾーンの大部分は、親や教師から受けた影響によって形成されています。

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現状の中にあるゴールは、他人からそれを目指すように仕向けられた〝偽のゴール〟の可能性が高いのです。

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私たちは自分が〝やりたいかどうか〟ではなく〝やれるかどうか〟をモノサシにして判断する悪い癖がついてしまっています。そこに自分の意志はありませんから、この癖をいつまでも引きずっていたら、永遠にゴールは見つからないでしょう。

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いくら夫婦でもゴールを共有する必要はないと考えています。むしろ個人のエフィカシーを低下させるぐらいなら、別々のゴールを設けることをお勧めします。

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結婚した後に「こんな人だったなんて」と相手に失望する人もいますが、それは私からしてみれば相手に対する観察と理解が不足していただけです。



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