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【全20回完結】福祉環境設計士/国内外の見聞きアーカイブ

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福祉環境を設計している人からみた、国内外を見聞きしたヒトモノコトの場面。このマガジンは2018年から2020年まで書き綴りました。ヘッダーは2017年、東京は豊島区。1000人以… もっと読む
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#アートサイエンス

17、企画プロセス全公開。”今のケア現場にこそ、暮らしを豊かにする選択肢を持とう” −「第一回ケアの文化・芸術展」に行き着いた頭の中。#ケア文0202

この写真は、2011年ごろ、創業の一人として立ち上げた老人ホームで大学生らと紙すきのワークショップをした時の手元を、友人の写真家が撮ってくれました。今でも、原点に立ち返る、とても大切な一枚です。 今、2020年4月の開業を目指し、長野県は軽井沢町で、診療所(内科・小児科・在宅医療・緩和ケア)、病児保育室、通所介護施設、訪問看護ステーションからなる、在宅医療の拠点「ほっちのロッヂ」開業準備に着手しています。(2019年1月15日付のプレスリリースはこちら。) 私たちは、いわ

11、 手のひらの土と、つまみ食いの豊かさがもたらすもの #エディブルガーデン

ああこれだな。よく読むメデイア 住まいマガジン びお にて、連載「農的な暮らしがつなぐ「私たちの都市計画」」が始まったのが今年6月ごろ。すぐにつぶやきました。インフォーマルで短いけれど、私自身すごく覚えているつぶやきです。 その約半年後!ついにそのエディブルガーデン(エディブルウエイ)をみる機会に恵まれました。その写真がトップの写真です。薮枯(ヤブガラシ)の染め物たち。絞りが入ってそれぞれ誇らしげにはためいています。 ーーー 10月20-21日、千葉県は松戸、千葉大学周

3、共鳴した言葉 「バイアスを乗り越え、複数の地図を持て」 #アートサイエンス

非常にしびれる本に出会いました。写真は、本を読んだその後に科学未来博物館に行ったときに我が子らの背中をみていて、思わず撮ったもの。 「ART SCIENCE IS.アートサイエンスが導く世界の変容」塚田有那 単行本: 168ページ 出版社: ビー・エヌ・エヌ新社 (2018/8/24) 本書は、アートとサイエンス、その両者を行き来し、どちらにも属しつついずれにも収まりきらない活動を続ける先駆者たちの取り組みと声をまとめた、このシーンの全体像と最前線を展望できる一冊です。