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【全20回完結】福祉環境設計士/国内外の見聞きアーカイブ

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福祉環境を設計している人からみた、国内外を見聞きしたヒトモノコトの場面。このマガジンは2018年から2020年まで書き綴りました。ヘッダーは2017年、東京は豊島区。1000人以… もっと読む
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2018年9月の記事一覧

8、1人1人が演劇的な要素を身につけたら、きっとケアの現場が変わる #老いと演劇

ガツンと頭をうたれたような、過去の経験を真っすぐ肯定されたような。9月2日、「老いと演劇」ワークショップに参加してきました。OiBokkeShi主宰、菅原さん監修のブリコラージュ Vol.255 2018年 夏号(8・9月)の表紙の写真です。この短期間に、何度読んだかわかりません。 OiBokkeShi主宰、菅原さんの活動は、この記事、演劇は“違う世界を見ている相手”に寄り添う知恵を与えてくれる|「老いと演劇」OiBokkeShi(オイボッケシ)菅原直樹【アートに学ぶ#7】

7、課題を先送りせず、現場の声を施策に反映してゆく #都民提案 #訪問介護の防災

先日、都議会議員が主催した介護関連政策立案ワークショップに行ってきました。平成30年度の東京都における、高齢者関係の予算の写真。ふ〜むと眺めつつ、頭の中にある課題を整理していました。 「都民による事業提案制度」は、①都政の喫緊の課題を解決するため、「都民が提案し、都民が選ぶ」仕組みを構築すること、 ②都民の声を直接施策に反映させることで、行政にはない新たな発想の活用や、都民の都政への参画を目指す、というもの。でもこうした取り組みがあること自体、今回のワークショップのお誘いを

6、1人のプロとしてどうありたいか? #医療業界のブランド人

所属している、医療系オンラインサロン #MIラボ が主催した、(株)スタートトウデイ 田端信太郎さんの講演会に参加する前の様子の写真です。 8月より、知り合いの全くいない場所やコミュニティに参加するようになりました。もちろんこれまでの知り合い・友人らとのつながりももちろんですが、自分の思考を一新したいという気持ちから。 今回も、異業種のプロビジネスマンがみた医療業界ってどうゆうふうにみえているんだろう、そんなことを知りたくて参加しました。 結論からいうと、やはりタイトル

5、「ねえ、どんな音楽が好き?」年齢も言葉も越えてゆく合言葉 #音楽の力

ラジオ局の企画、完全招待制・15名限定のライブに当選(!)、アーティストを待つ緊張と高揚が入り混じりながら、目の前のピアノを見つめていたときの写真です。 なぜ今回このテーマを書いたかというと、今回の当選したライブで初対面同士、「どんな音楽が好き?」が合言葉、共通言語となり、お互いの名前はおろか、所属、バックグラウンド関係なしに、大いに話が盛り上がり大変楽しい時間を過ごしたからでした。 普段は、仕事でお会いする方々はもちろんのこと、子育て中の母としていつの間にかこんな気持ちを

4、福祉拠点が担うべき防災、「ここにくれば誰かに会える」がもたらす暮らしの確かさ #介護×防災

74才のベテランのパタンナーの方から、熱心に洋服のリメイクを教わっているまちの方々の様子。2017年より約1年間にわたって運営した、東京、豊島区は椎名町の「長崎二丁目家庭科室」を撮影したものです。1000名が通ってくださった、毎日の暮らしの中で居場所として存在したこの場所。 今回のテーマ、防災についても非常にリンクするものがありました。 福祉の環境を設計する上で、防災について学んでおこうと、9月1日(防災の日)に開催された、リアル防災ワークショップ ~介護×防災 自然災害に