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【お知らせ】肉山・光山英明の「肉note」を創刊します。

こんにちは、光山です。

今日は「お知らせ」があります。

もったいぶっても仕方がないので言いますね。


“肉山・光山英明の「肉note」”を創刊します!

2022年1月より、noteマガジンにて“肉山・光山英明の「肉note」”を創刊します。


「肉note」では、購読者だけが読める“毎月3本のコラム”を配信していきます。購読者さんだけが参加できる“イベント”も毎月開催していくので、楽しみにしていてください。


ただ、私は文章を書くのが得意ではありません(笑)。なので、今回は、ライターさんにお手伝いをしてもらうことにしました。


そのため「肉note」の活動資金として、購読料(月1000円)をいただくかたちになります。その分、これまで話したことのないような突っ込んだテーマで、発信していきますので、読んでもらえたらと思います。


創刊日は1月5日です。私のTwitterやFacebook、noteをフォローしてお待ちください。


※2022年1月5日追記
「肉note」を創刊しました。こちらのリンクから購読手続きができます。


「お知らせ」だけではもったいないので、今日は、「なぜ私が、SNSに力を入れ続けているのか」「なぜ今noteをはじめるのか」について取材してもらったものを、お届けします。

この記事は、最後まで無料で読めますので、お付き合いください。


SNSを使い始めたきっかけは、たった1人の声から

― 光山さん、「肉note」いよいよ創刊ですね。「肉note」では、これまで語られたことのないところにもドンドン切り込んできたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

はい、よろしくお願いします!


―早速ですが、”光山さんといえばSNS”といっても過言ではないくらいに、TwitterやFacebookを活用されていますよね。

Twitterのフォロワー数は2.3万人を超える(※2021年12月時点)

いやいや!「SNSとかインターネットを使いこなしてますよね」って言われることが多いんですけど、そういうのめちゃくちゃ弱いんですよ。

未だにパソコンすら持ってないですし、FacebookもTwitterもスマホでチャカチャカやってます(笑)。なんとか“使いこなしている”と言えるのはFacebookくらいですね。

今となっては、店のキャンセル情報をFacebookで出している人はたくさんいますが、あれをやり始めたのは僕なんです。ホリエモン(堀江貴文さん)にも「あれは画期的でしたね」と言われました。


― あの堀江貴文さんに!キャンセル情報を出されるたびに瞬殺で予約が埋まっていますもんね。Facebookを始めたきっかけはなんだったんですか?

「肉山」をオープン(2011年)する少し前だったと思います。当時、ブログをやっていたんですが、その読者さんが「光山さんみたいな人はFacebookをやった方がいいですよ」と言ってくれたんですね。

当時、“Facebook”すら知らなかったんですが、「勧めてもらったしとりあえずやってみよう」と思って、「肉山」がオープンするまでの様子を発信してみたのが始まりです。文字数を気にしなくていいんで、僕的にはすごくやりやすかったんですよ。


― はじめから反応はありましたか?

当時は“30いいね”とかそんなもんでしたよ。でも、続けていくうちに、反応をもらえるようになって、やり取りも増えていきましたね。


ひょんなことから“SNS映え”の先駆けに

― そこから”SNS映え”の先駆けになる、木箱のパフォーマンスが誕生したんでしょうか?

あれ、もともとはパフォーマンスのつもりではなかったんですよ!

※お肉を木箱に入れ「今日はこのお肉を出します」とお客さんに見せる様子が、SNSで拡散され話題になった。

― では、なぜ木箱にお肉を・・・・・・?

お出しする肉を間違えないためですね(笑)。

忙しくなってくると、焼き台で火元を変えながらお肉をコロコロ焼いているうちに「誰の肉やっけ!?」って分からなくなってきたんですよ。同じ人に同じ肉を出してしもたりもしました(笑)。

それで、お客さんの名前を貼った木箱に、お肉をひとり分ずつ入れるようにしたんです。それが結果的にスーパーパフォーマンスみたいになっただけなんです。


― ひょんなことがきっかけだったんですね。あれは写真を撮りたくなりますよ。

みなさん、あんなん見たことがないんで「うわ~!」って喜んでましたね。僕も「イエーイ」って写真に映り込んだりして(笑)。

当時“日本一写真を撮られている肉屋のおっさん”だったんじゃないかなと思います。

まだ、Instagramなんてなかったので、Facebookでタグ付けしてもらいながら、どんどん拡散されていきました。


― そこから、今に繋がっているんですね。

そうですね。予約受付開始の案内をFacebookで流すと、とんでもないくらいのメッセージが来ますよ。

あまりにメッセージのやり取りをしすぎたせいか、Facebookから制限がかかって、使えなくなってしまったときは困りました。

なったことがない人にしか分からんと思いますけど、ホンマです(笑)。


「お前のことなんか誰も知らん、調子乗ったらあかんで」

― それほどの“予約困難店”になられた今、さらに、noteを始めようと。

はい、これもFacebookと同じで、「やってみたらどう?」って言ってくれる人がいたんです。

Facebookのときも乗っかってみたし、今回も乗っかった方がいいやろうなって思ってやってみることにしました。


― まだ「肉山」「光山英明」を知らない人にも知ってもらえるきっかけになりそうですね。

そうですね。未知のゾーンに入っていったときに、どんな化学反応が起こるんやろうって思っています。

ただ、僕の名前が売れるかどうかは全然興味ないんですよ。


―では、どこを目指されているのでしょう?

最終的には、“店に行きたい”と思ってもらいたいですね。

僕の店や、僕がプロデュースしている店のことを知って、足を運んでもらえるようになったら嬉しいです。

そこは絶対に揺るがないですね。


― これだけ有名店になられても、まだ!?

どれだけ有名店になったとしてもまだまだ僕のことを知らん人なんていっぱいいるんですよ。

たとえば、渋谷のスクランブル交差点ってあるじゃないですか。そこを渡っている人を1000人集めて「肉山って知ってますか」って聞いたとしても、知ってる人なんて、せいぜい1人くらいやと思うんです。これだけ“人気店”と言っていただけても、たった1人です。

たまたま今、お客さんが多いだけで、まだまだ知ってもらいたい人はたくさんいます。「お前のことなんか誰も知らん、調子乗ったらあかんで」って思っています。


忘れられるのが怖い、だからこそ。

― 光山さん、めちゃくちゃストイックですね・・・・・・!

忘れられることがめっちゃ怖いんですよ!承認欲求とかじゃないです。とにかく“店を”忘れられたくないんです!

― そこまで思われるような、きっかけがあったんですか?

だんだんコロナも落ち着いたので、僕もそろそろいろんな店に食べに行きたいと思ったんですけど、店を思い出せないんですよ。通っていた店、行きたい店、いっぱいあったはずなのに、いざ行こうと思ったら、10軒ほどしか思い出せなかったんです。

「こうやって忘れられてしまうんやな」と思ったら、めちゃくちゃ怖くなったんです。忘れられてしまったら、検索もしてもらえないわけですし、当然、お店に来てもらえることもありません。

だから「いかに覚えてもらえるか」との戦いなんですよ。だから、「光山」でも「肉山」でも何でもいいから、とにかく覚えておいてもらいたい、それだけですね。そのためにSNSをやっています。


“きっかけ屋”であることが、これからの役割

― 最後に、改めて、2022年1月から始動する「肉note」、どんな人に読んでもらいたいですか?

僕は「きっかけ屋」になりたいと思ってるんです。

― 「きっかけ屋」?

もう現場に立っていないし、「肉山」みたいな新しいビジネスモデルを作ることもこの先ないと思います。シェフでもないから味も決められません。

でも、それよりももっと大切な「気持ち」や「方向性」を整える部分の役割を担うことが、みなさんに喜んでもらえるんじゃないかなと思っています。

僕が直接関われる狭い範囲の人たちからで良いので、「よし、頑張ろう」と思ってもらえる、きっかけ屋でありたいです。その出会いは、SNSでもいいと思っています。

飲食業をしている人、していない人、に関わらず、なにか新しい挑戦への「きっかけ」が欲しい人に、届いていったら嬉しいですね。


▼「肉note」編集チームより▼

「肉note」は2022年1月5日に創刊します。

月額1000円で、毎月3本のコラムを配信するほか、毎月1回開催するイベントへの参加権利(※企画により参加人数に制限を設ける場合あり)があります。

創刊月となる、2022年1月は「光山英明流・繁盛店のつくり方」(仮)の切り口から、根掘り葉掘り、店舗づくりの考え方を語っていただいておりますので、楽しみにお待ちください。

「肉note」では、記事内で取り上げるテーマのリクエストや、光山さんへの質問相談を絶賛大募集中です。

下記の専用フォームより、お気軽にお寄せください(「肉note」のご感想は、「 #肉note 」をつけて、SNSにアップいただけると嬉しいです!)。

※2022年1月5日追記
「肉note」を創刊しました。こちらのリンクから購読手続きができます。


▼リクエスト・質問相談受付フォーム▼

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。「肉note」を引き続き、よろしくお願いします。

取材・文・編集:ゆりにこ
撮影:ましそそ

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