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色彩検定3級受検レポ

少し前、昔から受けてみたいな~と思っていた色彩検定3級に挑戦し、合格できたので、そのことを書いてみようと思います。

受検のきっかけがちょっと長くなっちゃったので、「勉強時間とか、方法とかを参考に知りたいだけなんじゃ!」という方は、目次から各項目へ飛んでください。

受検のきっかけ

・趣味に活かしたかったから

イラストを見るのも描くのも好きで、そこに活かしたかったため。

イラスト、特に着彩に苦手意識があり、克服するきっかけになればいいなと思ったのがひとつ。

あと、以前見に行った美術展で、作品の紹介のところに

『この作品の中の左右で対になっている人物の服には補色関係のピンクと黄緑が配置され~』

と書かれていていたものの全然ピンと来ず、

絵が好きなのにこういう事にピンと来ないの悔しいな…と思ったのもきっかけのひとつです。

・今年の達成目標に入れてしまったから

義実家には滅茶苦茶良い文化があって、それは『年始にその年の目標を立てて家族に発表すること』

義実家も私に対しては無理強いせず、私も最初は「なんか意識高…」となんとなく気恥ずかしくてやっていなかったのですが、

普通に良い習慣だな!と思って、今年から自主的に取り入れてみることにしました。

そして、その目標の中に入れてみたのが色彩検定3級合格だったわけです。

受けてみたいな〜、でもべつに仕事で使うわけでも転職とかに役立つわけでもなさそうだからな〜と、

今までグダグダしておった訳ですが、こういうきっかけがあったため踏ん切りがつきました。

勉強時間

総勉強時間は30時間くらいかと。

正直覚えることを覚えてしまえばそこまで難易度が高くないので、3級に関して言えば1ヵ月くらいあれば充分なのではと思います。

6月に入ってから平日10分〜30分ほど(土日は〜1時間ほど)パラパラ、ダラダラとテキストを眺め、

直前1週間くらいに平日も含め1日1時間ほど勉強時間を取って追い込んだ感じです。

勉強方法

基本的にはテキストを熟読&テキストについている問題を覚える・理解できるまで反復で対応可能だと思います。 

ただ、私は色相配色の見分けがめちゃくちゃ苦手で不安だったので、

直前1週間はオンスクというところの色彩検定3級アプリの中級・上級問題(有料)に課金して、通勤の電車の中などの隙間時間に一問一答を解くなどしました。

そんな計画性ゼロな感じでも合格することができました。

今振り返ってみたら、合格点取りたいだけだったらアプリは買わなくてもよかったかもしれない…

使ったテキスト


別冊の一問一答がすごく使いやすかった。テキスト自体も見やすく、わかりやすかったです。

使ったアプリ

隙間時間に問題演習をしたかったので買いました。中級・上級問題は有料(この後のかかった費用をご参照下さい)。
これのおかげで、色相とかトーン関係の問題への苦手意識が薄れました。

かかった費用

受検料…7000円
テキスト…1650円
アプリ…1220円
総額…9870円

受検料が高いな!と思いました!

試験の問題用紙がカラー刷りだったり、後日届いた合格証明書と資格証カードが結構しっかりしたつくりだったりしたので、

そのへんにお金がかかるのかな?なんて思いました…(※ただの推測です)

あと私の場合沢山問題を解いて安心したかったのもあってアプリに課金したので、その分高くなりました。

どんな人におすすめ?

仕事や趣味でイラスト・インテリア・ファッション等、色彩が深く関わる分野に携わっている人

上記の分野に限らず、色の使い方に興味のある人。(例えば作成する資料の色遣いにも気を配ってみたい、とか、webページを作成する時に効果的な色合いにしたい、とか)

まとめ

あくまでも3級についての話なので、それを踏まえてご覧ください。

ぶっちゃけ実用性という点だけで見たら、あんまりコスパの良くない資格だなと思います。

この資格があるから転職で役立つとかもないし、アパレルとか化粧品売る人ならイメコンの資格取った方が実用的なんじゃないかと思う。
(色彩検定と比較して、費用も労力もめっちゃかかるみたいだけど)

でも、「補色ってなんぞや???」レベルのまるっきり初心者の私にとっては、初めて学ぶ事も多く新鮮で楽しかったです。

「電車のこの広告、ダイナミック配色だからすごく目を惹くなぁ」

「イラスト指南系のyoutuberさんがイラストのアクセントカラーとしてサッと選んでたこの色、ベースカラーに対して補色関係にあるからこんなに綺麗に見えるんだ!」

「パーソナルカラー診断で私は"ブライトスプリング"と診断されたけど、この"ブライト"ってトーン概念のことなのでは?!」

などなど、日常の色んなところに色彩にまつわる様々なことが発見できて面白かったです。

(特にトーンという概念を知った事で、「彩度高めの澄んだ色が似合うけど、ウィンターの人に似合うようなビビッドな色は苦手」、という私的不思議現象がようやく腑に落ちました笑)

趣味で描いてる二次創作イラストも、なんとな〜く学んだ事を意識して色を塗ってみたら当社比イイ感じになりました。
(普段反応くれる時は無言RTのみのフォロワーさんにも褒められたのが結構嬉しかった)

あとですね、資格証がなんかカッコいい。(語彙よ…)

指wwwww(すいません)
指で隠したところに名前、資格証番号、発行日が印字されています。

2級以上はどんな事が学習できるんだろうな〜。またやる気が出たらトライしてみたいです。

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