18本目 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

「毎日映画を観ます」とか言っているヤツがこれ観たことないのか!?みたいな。

「観たことあると思うけれど」と言われながらいろんな人に薦められた映画。まぁそりゃそうだ。

 ナニコレ、な機械の群れの中で「プルトニウムが盗まれました」のニュースがやっていて、そのすぐ後にベッド下にあるプルトニウムのケース登場、でもう心を奪われてしまった。

 ワーゲンバスで報復に来るリビア人も、もうオリに入っているジョーイおじさんも、まだウェイターの市長も、細かいところも面白すぎる。

 キス一つにここまでのカタルシスを作れる映画、めちゃくちゃヤバいな。

 挿入曲も最高で、特にめっちゃいいところで流れるジョニーBグッド。「君たちには早すぎたかな。でも君たちの子供は分かる」までの流れも完璧すぎる。

 マーティが全体的にいいヤツだしイカしてるヤツなのでとても楽しく観れるし。ドクも凄い良いキャラしてるし。

 2人の関係性そのものも最高なのだ。

「Back to the future!!!」のタイトル回収も芸術的。

 スティーブン・スピルバーグは「好奇心を煽るワクワク」を作る天才だなぁ。

 むしろなんで今まで観ていなかったんだってくらいのいい映画だった。

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