8本目 『リップヴァンウィンクルの花嫁』
なるほど…?
普通に良い映画なんだろうなと思いつつハマりはしなかった。
なんか途中で、この映画の何を観れば良いのか分からなくなってしまった。
「まだ早かったかな」と言うのは簡単なんだけど、逆に「自分の何が変わればこの映画を楽しむことができるようになるのか」すら分からない。
器用なので、そう思った後は「なにが必要なのか」を考えながら観れたのだけど。
正しく愛を描いた映画だなぁと。濃くて深い愛を映す為の前振りのパートもう少し短くしてくれても良かったのでは、と思ったけれど、きっとこの感覚を得るためにはあの長さと描写が必要だったんだろうとも思う。
結局「必要なもの」は分からなかったけれど、良い映画を観ているな、という実感はあった。ウェディングドレスの一連のシーンとかは結構カタルシスに近い感情があった気がする。
画が美しい映画はやっぱり観ていられるな。絶対に自分だったら手に取らない作品だったし、勧めてもらえて、観て良かった。
小説の方も読んでみようかな。
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