20本目 『スタンド・バイ・ミー』

「なんだかいい映画」って良いな。

 きっと誰もがこういう思い出は持っていて、ときおり記憶が蘇ってノスタルジックになる。

 夜の見張りのシーン、好きすぎる。彼らの性格の違いが一番出るところだよなぁ。

 ゴーディが鹿を見つけて、ただ見つけただけなのだけれどそれを「秘密」にするのとかとても好きだ。

 4人組の関係性もそれぞれ良いのだけれど、特にやっぱりクリスとゴーディの絆が良い。彼らは、他の2人よりも周りが見えてしまっているんだよな。

 テディの汽車のシーンと、エースの車のシーンはそれぞれ対比になっているんだろう。テディには救ってくれる3人がいたけれど、エースはきっと1人ぼっちなのだ。

 エンディングも良いなぁ。友達はでき、また離れていく。けれどもやっぱり、その時の関係は唯一無二だよね。

 最後はみんな離れていってしまったけれど、きっと何処かで「あの日」のことを思い出しているんだろうなぁ。

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