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『いにしへの肖像写真展』を終えて

いにしへの肖像写真展』無事終了する事ができました。お越しいただいた方、ツイートいただいた方、展示の皆様ありがとうございました。
今回新型コロナウィルス騒ぎでどうなる事かと思いましたが、予想集客数が都の集会の規制500人に対してもはるかに少なく^ ^、消毒用アルコールやマスクなど対策を用意して開催の判断をしました。
お越しいただいお客様にはかなり反響が高く、今迄参加した展示の中でも一番反応が良かったのではないかと思うくらいです。
ご来場頂いた方の中で、ソー◯ライター展より良かったとツイートされている方もいらっしゃいましたが、それは過分です笑。

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 いにしへ展では、写真歴の長い方には、あーそうだったという思い出、若い方には、へぇーそうだったんだという感想だったようで、展示を見て「楽しかった」という感想が多かったと思います。本当に写真の好きな方々がお越しになっていたと思います。
 ゲストとして、プロの写真家の小林幹幸さん、若子jetさんにも参加いただき、より多くの方にお越しいただけたのかなと思っています。
実は最初この写真展は下手くそな写真を気楽に出せるように、アマチュアだけでやろう、という話をしていました。
ところがたまたま自分が若子先生にお目にかかった時に、「waiwanちゃん次何の展示出るの?」と聞かれ、これこれのコンセプトの写真展をやるんです、と説明したら、「面白そうね、出たい!」と言われ急遽参戦が決しました。
またモトユキさんにはTokyomodels でお世話になっており、若子さんに参加いただきこんな展示やりますと話をしたところ、こちらも参加しよう、との快いご返事で、あまりにも嬉しい、しかしプレッシャーのかかる状態となりました笑。

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この写真のキッカケは、Twitterで随分前からポートレートを撮られてる方々のツイートを拝見して、そういえば、昔はポートレートってどう撮ってたのかなという好奇心でした。

この辺りは、会場で流したプレゼンがあるので以下にコピーしておきます。

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半年前、Twitterで
「昔のポートレート撮影」
が話題になりました。

自分の周りには何人もの大先輩がいらっしゃいます。
その方達で話が盛り上がったのでした。
『昔は今とは全然違った。』
『被写体の方との連絡は手紙でしたね』
『雑誌の撮影会の記事を見つけて行ってみたらモデルさんの着衣無しでした』
『大撮影会は、肘打ち、どつき合う怒号が飛び交うものでした』
などなど

昔のポートレートの撮影を知りたい。

これが『いにしへの肖像写真展』のきっかけです。

展示メンバーは意外と決まりませんでした。
・データがもう無い。
・展示できるような写真は撮ってない。
・ヌードばっかり撮ってたので。
・昔は人を撮ってなかった。
・亡き娘の思い出にまだけじめが付けられないので。
・学生時代好きだった女の子を撮ったものがあるのですが、亡くなっていることもあり気持ちの整理が付かないので。

展示とは縁が無くとも写真には色々な想い出がありますね。
あなたは何を思われたでしょう?

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最近はどの展示も、綺麗なモデルさんを印象的に撮った美しさを競う写真は沢山ありますが(それは否定するものではなく大好きなのですが)、ちょっとお腹いっぱい気味だったので、たまには真逆の展示があっても良いのかなとも感じていました。
準備して展示してみて、昔の撮影の情報ばかりでなく色々と気付く事がありました。
展示ではA4サイズのステイトメントのパネルを用意して、展示写真の説明や当時の様子などを各自書いたのですが、写真の説明ばかりでなく、自分の振り返りや、被写体との関係とか、内容がとても深くて楽しめました。
同時に、被写体となった方も当時の彼女や家族、知り合いなどもあって、また、モデルさんとの関係も違っていたりして、写真って記録するモノなんだよなという思いを自分は改めて感じました。

また快く参加いただき、宣伝やアドバイスをいただいた小林幹幸さん、若子jetさんに深く御礼申し上げます。

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東京都在住のアマチュアカメラマンです