見出し画像

笑顔嫌い

どうして、一番素敵な表情は「笑顔」なんて言うんだろう。
多分街頭インタビューかなんかで「素敵な表情は?」と聞いたらほとんどの人が条件反射のごとく「笑顔」と答えるのかもしれない。

私は私の笑顔が大嫌い。
ずっとずっと嫌いだった。
だから写真を撮られるのも嫌いだった。

どうしてカメラマンは必ず「笑顔」を求めてくるのだろう。キモチワルイ。

でもそんなにまで写真嫌いなのに、ある時どうしても「死ぬ間際の私」というテーマの写真を撮られたくなった。私が死んだらそれを会場中に並べてほしいから。

そこへ1つの仕事の話が来た。
こむぷれっくすという服飾ブランドが工藤ちゃんをモデルに撮影するので、そのスタジオの飾り付けをして欲しいというもの。
撮影なので当然カメラマンが来るわけなのだが、そこに現れたのは陽気なぽっちゃり気味のお兄さんだった(※りゅうさんごめん)

そのお兄さんは「りゅう カメラ係」という名前で活動していて、この人との出会いが後の私の人生に大きな変化をもたらすわけなんだなあ。

あ、それで上記の仕事が終わった後りゅうさんに例の件をお願いをしてみた。
「死ぬ間際の私」

…撮ってくれた。
しかも私の理想通り。
死ぬ時は美しく死にたい。
独りでもいい。
だけどその姿は生前よりも(芸術的な意味で)美しくありたい。

あ、あれだからねあくまでも「死に際」だからね。

こんな感じです。
良いか悪いかの判断は人それぞれなのでどうでもいいですが、私はとても気に入っています。

りゅうさんが気になる方は「りゅうカメラ係」で検索してごらん。おもろい写真をたくさん撮ってる方なので是非に。

…はい、案の定ここまで書いたら疲れてきました。写真の件はまだまだ続きがあるのでそれはまた次に書きます。せめて3日以内に書けたらいいなと…はい…ちなみにタイトルと相反する写真がサムネなのにもそれなりに理由がありますので何卒次回をご期待ください。