日本語を捨てる

日本語の必要性と重要性

私が高校生くらいの時が一つの分岐点だったのかもしれませんが、その時の私は日本語があれば大丈夫だろうと思っていました。

おまけに学校の授業も得意ではなかったので、できるだけ距離を開けていたのかもしれません。

しかし、それから数年が経過して気づいたことは「日本語に対する魅力が薄れてきてしまった」ことです。

もしくは、もうほとんどないかもしれません。

それだけ日本語が世界的にあまりにも使いづらい、使えないものになっているということを実感しています。

もしかしたら、世界で日本語が活躍する場所が日本以外にもあり、私が知らないだけの話なのかもしれませんが、英語や中国語に変わるくらいの勢いはないと思います。

なので変な話、
タイトルにあるように「日本語を捨てないといけない」ところまできているのかもしれないと私は思います。

言葉を控えるのであれば、
「日本語をあまり使わない」時代に入る可能性があると思います。

その理由としては、これからの時代は日本にいる・いない関係なく、外国語が必要になるからだと思います。

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日本の学校教育

私は平成生まれですが、日本の一般的な学校教育を受けて社会人として今は生きていますが、当時、一緒に勉強していた同級生の中で英語がペラペラに話せる人はいませんでした。

つまり言いたいことは「コミュニケーションができる英語教育ではなかった」ということです。

あくまで一般的な教育の話です。
インターナショナルスクールとかなら別だと思いますが、もちろんそんな英才教育を受けれる環境ではなかったのであくまで一般的な話として捉えてください。

現在まである教育スタイルは、
高校、大学に向けて穴埋め問題のドリルを解けた人が合格できる入試のためにカリキュラムにしか思えません。

それに対して挫折してしてしまったら終わりなので、教育を始めた時からふるいにかけられているような感じにもなります。

このように社会に出て、世界に出て通用する言語学習を学生時代にできていないことが問題であるのです。

仮に日本語だけでも生きていけるとしたら、世界中の人が幼少期に日本語を勉強して、話せるようになり、日本で仕事や自分がやりたいことを求めてくることが考えられますが、前提として日本がそうような魅力的な国になることはない思います。

実際に現実で起っていることはまさに反対のことです。

日本人が英語や中国語を勉強して世界に飛び出そうとしている。優秀は人はもう言葉をマスターして世界で活躍している。日本に魅力がなくなりつつあるから武器を身につけないといけないのです。

もちろん、学習環境にはそれぞれの家庭の事情などもありますが、そこで家庭の事情を理由にするのは私は違うと思います。

小・中学校は義務教育なのでこの9年間だけでも、日常会話くらいの英語力を身につけるだけでも大きく違うことだと思います。

これが日本教育が世界的でないところです。

世界語

実際、今の私は日本語しか使うことができません。

これまで日本にいながら英語や中国語の勉強や会話の習得は全くしてきませんでした。

理由は上記でも述べたように「日本語があればいい」と思っていたからです。しかし、日本語は世界から見たら多く使う人はほぼいません。日本人とアジア圏の人に通用するかどうかの感じだと思います。

世界で使われている言葉は、
英語か中国語が今の時代のメインの言葉であります。

残念ながら日本語ではないのです。

では、これから先の未来で世界中の人が日本語の勉強をするかと言われるとそうなる未来は多分来ないと思います。

その理由の一番の要因は、日本が世界を統治するだけの力が仮にもないことが理由であると言えると思います。それは経済の面でも軍事力においても、アメリカや中国を上回ることはないからです。

特に、経済の面ではGAFA（Google、Amazon、Facebook、Apple）やBATH（Baidu、Alibaba、Tencent、HUAWEI）のようなIT大企業があればいいのですが、現段階でこの大企業と対抗できる企業がないので無理だと思います。

また、世界中の人が仕事を求めて日本に多くやってくる理由も今のところありません。

来日したとしてもアジア圏の人だけで、特に人口の多いインド人は幼児期から英語が話せるので、それを武器にできるところに行くことが考えられます。

これからの生き方

最後に、日本語を覚えた上での今の気持ちを述べたいと思います。

日本語は世界的に見れば使いにくい言葉ではありますが、私のような日本人にとっては一番使いやすい言葉であるのは間違いないです。

それは「自分の感情を一番伝えやすい言葉」だからです。

それが母国語の強さであると思います。

複数言語を使える人も、慣れ親しんだ言葉の方が自分の感情を素直に伝えることができるので本来は母国語の方が使いやすいと思います。

しかし、残念ながら母国語だけでこれからも発展できるのは英語と中国語がメインになるでしょう。これから先もこの2つが世界の中心言語です。

そのため、コミュニケーションを取るために世界語を習得し、自分の想いを伝えるために母国語を使う。

そのように使い分ける時代になるのだと私は思っています。