#162 購入したモノを、すぐに使わない心理的な要素とは

あなたは購入したものをすぐに使いますか？

基本的には、すぐに欲しいから買ったと思います。
そして、使うはずです。
じゃないと、物を買わないですよね。

しかし！

それもそう簡単にはいかないこともあるのでは
ないでしょうか？

買った物がまだ、ダンボールや

袋に入ったままになっているものはありませんか？

または、袋からは開封したが、

一度も使っていないものはありませんか？

どうでしょうか？
中にはいるのではないでしょうか？

ちなみに、私はそうです。

私を含めた、一般的に考えられる理由として、

・今は時期ではない
・組み立てる必要があるから、面積をとってしまう
・私のものではないから判断することができない

などの理由が考えられます。

しかし、使いたいと思って買ったのに、
使用しないのはなぜなのでしょう？

今回は、欲しくて買ったはいいが、それをなぜ使用しない。
閲覧しない気持ちについて考えていきます。

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■行為に対する違い

✔︎”買う楽しさ”と”使う楽しさ”は違う

今回の記事の結論として、
「”買う楽しさ”と”使う楽しさ”は違う」ということです。

物を購入する時の動機というのは、

・いいな
・これ欲しい
・楽しそう
・今、手に入れておきたい

このようなことが考えられます。

しかし、この動機の中には、

すぐに使用するということが
動機に含まれていないことが考えられます。

そのため、「購入する」ことが目的で「使用する」ことは目的ではないことが考えられるのです。

つまり「買ったことに満足している」状態になるのです。

これが、「玄関ダンボール」を生み出す要因です。（ちなみに、私は箱からは出しますよ）

実際に、「使いやすそう」や「使ってみたい」という気持ちもあったと思います。

最終決断としては、「今すぐ買いたい」「いますぐ欲しい」という気持ちの方が何かの影響で大きくなり、その場の流れ的に買ってしまったことで、自分の中に満足感が充満して、満たされてしまったことが考えられます。

通販などがそれに当たるのではないでしょうか？

セールストークを聞いて、買っておいたら
損はないという気持ちになって買ってみる。

しかし、買った後、生活をしてみると、
実際に使うことはまったくなくて、そのままお蔵入り。

押入れの中に閉じ込められているものも
あるのではないでしょうか？

これが、”買う楽しさ”と”使う楽しさ”の違いです。

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■満足する条件

✔︎使わないのは”買ったことに対する満足感”

上記でも説明しましたが、購入したものを使わないのは、
買うまでのプロセスに幸福感を感じているのです。

お店でもネットでも、その商品を購入しようか
検討している時間が一番楽しい時間であったりします。

・今買うのか、少し待ってからにするのか
・今買わないと今後、買うことはない（後悔したくない）
・お金があるから買おう
・来月、厳しくなるけど買おう

使う目的から、買う目的にシフトしています。

そのため、使用目的に理由をつけているのではなく、
購入する目的に理由をつけていることになっています。

「買いなさい」と自分を説得しているのです。
最終的には使うためではなくてもです。

あとは、旅行などでも言えることだと思います。

旅行先でどこにいくのか決めている時間が一番楽しくて、
実際に行ってからの時間が楽しくないとか。

修学旅行がそうだったかも知れないです。

どこにいくか決めるかは楽しかったですが、移動が好きではなかったりすると、楽しみも半減するような感じがしました。

そのため、行動に対する目的（使う目的とそれに至るまでのプロセスの違い）が存在していることを考えるのが大切になってきます。

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■意欲を味方につける

✔︎使いたいから買うわけでもないことを応用してみる

では、今回の「買う目的と使う目的」を応用することもできます。

人に購買意欲を与えるときは、使っている状況を想像してもらうことも大事ですが、まずは買わせることが大事になってきます。

そのため、セールスはどっちの流れ（使う、買ってもらう）に持ち込むのかが大事です。

よくある、「買わせるための言葉」としては、

・期間限定
・今だけ
・数量限り
・値引き
・返金保証

これらの言葉を見ると、
買ってもいいかなという気持ちになります。

その買うまでのプロセスが楽しいので、
買ってしまったらどうでも良くなる人もいます。

そんな人をセールス側はうまく捕まえることができたら、
うまく行ったと思いますね。

しっかり相手がどちらに落とし込む。
「使いたい」のか「買いたい」のかを判断することが大事です。

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■まとめ

✔︎何を意識しているのか、自問自答する大切さ

今回は、購入したものを使わないということについて考えてきました。

購入したものに対する意識の違いが関係しています。

そのため、その商品などを
使いたいのか、購入したいのかを
しっかり考えないといけません。

使わないのであれば、
お金の無駄になってしまうので
その部分を考えて行動していきましょう。