【583】履歴書は、ただ経歴を羅列するものではない

就活 全落ちの反動からか、このところプロフィールの書き方に強い関心があります。プロフィール、自己紹介、自己PR、履歴書、職務経歴書、どんな呼び方でも良いのですが、とにかく自分をアピールする方法に興味があります。

自分をアピールすると言っても、芸能人やyoutuberになりたいわけではないので、大げさなものではありません。でもヒトは一人では生きていけなくて友達もほしいし、営業もしないといけないから、ある程度自分を売り込む力は必要です。

プロフィールについて考えるとき、どうしてもわかりやすいので就職活動を思い浮かべてしまいます。

そもそも、履歴書って何のために書くんでしょう。

まずは当然、自分がどんな人かを知ってもらうためです。ということは、相手がいるわけです。この世に自分一人しかいなかったら自己紹介なんていらない。履歴書でもプロフィールでも自己紹介でも、相手ありきということになります。

ということは、自分の経歴をただただ羅列するだけでは意味がなさそうです。

履歴書には盛り込むべきテンプレートのようなものがあります。どこを卒業して、仕事は何をしてきたのか。個性を出す余地は少ないけど、できるかぎり相手が知りたいことを書くのが良さそうです。

ボクが今の会社に採用される前に転職活動していた時、転職コンサルの方からある会社を紹介されました。どう見ても経理を募集している。ボクには経理のスキルはないと伝えたのですが、コンサルさんから大丈夫ですと言われたので面接に行ってみました。面接を受けてみてビックリ。質問は経理業務に関する事ばかり。まったく答えられません。面接官も驚いています。なんで応募しようと思ったんだ?と怪訝な顔です。そりゃ経理を募集してんだから、そうなるよねと思いました。

この経験から、やっぱり相手あってのプロフィールだなぁと思いました。

転職コンサルさんが悪いわけではなくて、ボクの履歴書や職務経歴書には確かに経理の経験を書いていました。ボクに税務会計のコンサル会社での職務経歴があったために、転職コンサルさんは紹介くださったのだと思います。

だから、履歴書と職務経歴書を書き換えました。経理業務の経験は小さく書いたり転職コンサルさんに添削してもらって、職務内容を入れ替えました。

会社によってアピールすべき内容が違う。コツを覚えてから、いくつかの会社から内定をいただくことができました。新卒の就活では全落ちだったのが、大きな成長です。

以上のことは履歴書に限らないと思います。プロフィールをつくるときには相手を意識する。

仕事の営業の場では当たり前にしていることだと思います。営業で名刺を渡すときに、1児の父ですなんてアピールしません。仕事では、自然に相手を見てアピールすることを使い分けているのに、プロフィールを書こうとする時は、なぜか自分の書きたいことだけを書いてしまいます。

具体的な相手が目の前にいれば、自然と使い分けられるのかもしれません。

プロフィールをつくろうとするとき、相手が目の前にいないので、とりあえず経歴を羅列するだけになってしまいますが、できるかぎり、「だれに、どんなふうに見られたいか」を、具体的に考えるべきなのでしょう。

例えば、このプロフィールを誰に伝えるか、リアルの友達や知人を思い浮かべながら、その人にどう伝えるかを検討するのも1つの手かもしれません。

■■今日の教訓(ポイント)■■

プロフィールを書くときは、

だれに、どんなふうに見られたいのか相手を意識する。

目の前に相手がいないと難しいので
できるかぎり具体的に相手を思い浮かべる。

■■以上■■

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#しつけ #躾 #塵も積もれば山とな

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