【387日目】子供の不可解な行動にも理由がある


娘が風邪をひきました。もうすぐ3歳になります。言葉がだいぶ達者になってきています。

具合わるいから、ソファで食べたい。
病気だから、食べさせてほしい。
つかれちゃったから、抱っこしてほしい。

などなど病気を理由に甘えてきます。こちらも、病気だから仕方ないねと応えます。

そろそろ元気になってきたのに、病気だからと甘えてくるので、もう大丈夫でしょ?と拒否すると、ニヤっと笑います。すでに計算高い娘です。かわいいです。

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病気なら、甘えてもいい、たいていの要求が通ると思えば、子供が病気になりたいと思っても仕方ないなと思えてきます。

子供にとっては、甘えられる絶好のチャンス。風邪自体はつらくても、薬を飲んで楽になった時、治りかけで元気な時は、チャンスタイムです。少なくとも幼い頃のボクはそうでした。

そうだとするなら、例えば「髪の毛を乾かさないと風邪ひくよ!風邪は苦しいよ!」という脅しが使えなくなります。子供にとっては病気になりたいのだから。

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日ごろ、どんな接し方をしているかで、子供の行動が変わってくるはずです。

仮に風邪をひいたとしても放置すれば、子供も風邪をひきたいと思うことはないでしょう。けれど、うちの娘は、風邪を引きたいと思うかもしれません。病気であることを理由に、すでに甘えまくっています。

実際に病気になりたいとは、まだ思ってはいないと思います。けれど、計算高い娘を見て、風邪を引きたかった昔のボクを思い返すと、将来的にはありえそうな話です。

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ここで一気に話の抽象度をあげると、

子供の性格や不思議な行動、子供が話を聞いてくれないことなどの原因は、日ごろの接し方にあるのではないかと思えてきます。

風邪ひいた子供に強く当たれという意味ではありませんが
親である自分の行動が子供に強く影響を与えているということは、改めて意識する必要がありそうです。

■■今日の教訓(ポイント)■■

子供の性格や不可解な行動は
生まれつきのものだけでなく、
周りからどう接してもらったかにも原因がある。

子どもの行動に納得できない時、イラッとした時などに
原因は自分にあるかもしれないと思えば、少しは落ち着いて考えられるかもしれない。

■■以上■■


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