【794】コミュニケーション能力とは?もう一度考えてみた
古典的名著『人を動かす』をはじめ
コミュニケーション系の本を読んでいます。
コミュニケーション力って
なんなんでしょう。
*
人を動かすの章立てを列挙してみると
こんな感じです。
人を動かす三原則
人に好かれる六原則
人を説得する十二原則
人を変える九原則
こう挙げてみると
思い出す言葉があります。
*
「コミュニケーション力が、
高いとか低いとか言うべきじゃない。
自分の要望が通るなら
コミュニケーション力があると言える」
最近ボクが教えてもらっている
先生の言葉です。
*
コミュニケーション力が高いとは
【自分の要望が通るということ】
*
人を動かすの章立ても、
人を動かす三原則
人に好かれる六原則
人を説得する十二原則
人を変える九原則
*
超訳すると、
自分の要望を通して
人に動いてもらうための原則 です。
自分の思い通りに人に動いてもらうこと
と書くと、少々過激な感じもするので、
ちょっとマイルドに
【相手にYESと言ってもらうこと】
くらいにしときましょうか(笑)
*
何かをお願いしたら
良いですよと言ってもらえる。
何かを売り込もうと思ったら
いいですねと買ってもらえる。
何かしたいなあとボヤいたら、
今度こういうことがありますよ、
今度こういう人と会いますが来ますか、
などと誘ってもらえる。
*
もちろんタイミングもあるので
百発百中は難しくても
いかに打率を上げていくか。
イエスと言ってもらえる率を
いかに高めていくか。
*
そう考えてくると
コミュニケーション能力とは、
その場その場で、
どういうことを言うか。
どういう笑いを取るか。
というようなことではなく、
日々どんな態度で人と接しているか?
日々人に好かれようとしているか?
日々人の役に立とうと考えているか?
そういった
【姿勢の問題】であるような気がします。
*
確かに、
どんな場でも
笑いをドッカンドッカン取れる。
どんな場でも
その場を牛耳る発言ができる。
そういうコミュニケーション能力も
少なくともボクは
めちゃくちゃ欲しいのですが(汗)
そんなことは細かいことというか
狭義のコミュニケーション
といえるのかもしれません。
*
上記に挙げたボクの先生の言葉の
「コミュニケーション力が、
高いとか低いとか言うべきじゃない」
というのは
もしかしたら、
狭義のコミュニケーション力のことを
おっしゃってるようにも思います。
*
一方で
「自分の要望が通るなら
コミュニケーション力があると言える」
こっちは広義のコミュニケーション力を
指しているようです。
*
自分の要望に対して
確率高くYESと言ってもらえるには
日頃から、いろんな人と仲良くして
好いてもらって、人の役に立って
「こいつのためなら協力してやろう」と
思ってもらえるような関係が必要です。
*
「コミュニケーション」という
カタカナ言葉だと分かりづらいですが、
人と接する時の姿勢、態度、考え方
生き方や生活の姿勢そのものが、
「コミュニケーション」なのではないか。
*
そう考えてくると頭が混乱してきます(笑)
「コミュニケーション」と
一口に言っても範囲が広すぎるので、
考えなきゃいけないこと、
学ばなきゃいけないことが
すんごい膨大な量になります。
途方に暮れたくもなります。
*
けど、さらに考えてみると
どんなお願いをしても、
YESと言ってもらえるのであれば
そんな生きやすい世界はないわけで
とすると、
コミュニケーション能力、
もとい「人と接する姿勢」を
極限まで鍛えることは
とても価値のあることだとも思えます。
*
ただ、これだけ話を大きくすると
ある日突然
テレレレッテッテレー♪
コミュニケーション能力が身についた
というような日は来る訳がなく
死ぬまで鍛え続けないといけないような
そういう種類の能力のように思えます。
*
日々修行ですね
今日も人生楽しんでいきましょう!笑
■■今日の教訓(ポイント)■■
コミュニケーション力とは
その場でどんな発言をするか
というような細かいことではなく
日々、人とどのように接するのか
というような「人生の姿勢」
とでも言うべきものかもしれない。
とするなら、一朝一夕で
身につくわけもないので、
日々修行が必要である。
■■以上■■
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