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EMARF作品紹介

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日本初のクラウドプレカットサービス「EMARF」を使って制作された作品をインタビュー形式でご紹介していきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

デイベッドを作った話

しおやです。 少し前に、ようやく 我が家にくつろげるデイベッドが現れました。 自作によるデイベッドです。 これについて書きたいと思いながら、ちょっとためらいもあり、筆が進みませんでした。 ためらう理由としては、率直に言うと失敗したからです…苦笑 ちなみに失敗しましたが、家にあったもので補強し、現在は絶賛くつろいでいます。 デイデッドまずデイベッドって何?ってなるかもしれませんが、直訳すると昼間のベッドになるのでしょうか。 座面がフラットで、ベッドのように寝そべったりで

イラレ(ai)でオリジナルの天板を作ってみた。 #PR

こんにちは、ハヤカワ五味です。 現在、パートナーと1LDK 2人暮らしなのですが、在宅ワーク×2になると流石に狭いなと思っていました。かといって、1LDKなのでこれ以上デスクは増やせないし、テーブルを買い換えるのもなんか違うしなあ…。 我が家のメインテーブルは脚と天板がバラバラなタイプなので、天板だけ買い換えるのも考えたのですが、なかなかぴったりの天板が見つからない。 (我が家の様子) せめて、あと少しだけでも天板のスペースが広ければ…。でもそんな都合いい天板見つから

【参加者の声】家具の基本構造を学べるオリジナルスツール制作教室

9月11日(土)、初開催となる大阪で、プラモ家具3*6 ショップ&アトリエさんにご協力いただき1day EMARFワークショップを開催しました。 今回のテーマは、「家具の基本構造を学ぶ」。ものづくりにおいて、デザイン面でも構造面でも基本となるスツールを、参加者の皆さんに自由な発想で製作していただきました(製作時間はたったの5時間!)。 この記事では、3名のワークショップ参加者*のアンケートと共に、作品をご紹介します。 *新型コロナの感染拡大を受け少人数で開催 Q.普段ど

アーティストのものづくりーEMARFで拡張する表現力ー

知人から「EMARFを使ってみたい人がいる」という紹介を受け、油画を中心に製作されているアーティストのnodomさんをサポートする機会を頂いた。EMARFによって水を得た魚のように製作者自身の表現性が変わっていく制作の様子を順を追ってご紹介する。 ⽊製ものづくりのデザインからパーツに加⼯するまでの⼯程をオンラインで完結できるクラウドサービス「EMARF」を使用する。 nodomさんとの出会い知人の紹介でつながったnodomさん。大学で油画を学び、現在はフリーで様々な作品を

【参加者の声】合板1枚でおうち家具をつくろう EMARF 3days講座 <後編>

「新生活に必要な家具、自分で作ってみませんか?」 そんな問いからスタートした3daysプロダクト制作講座「合板1枚でおうち家具をつくろう」。 これまでも、オンラインの講義・オフラインの組み立て制作をベースに様々なテーマで開催してきましたが、今回は、企画以来初となる関東(川崎)と関西(大阪)の工房をzoomで繋ぎながら2拠点で組み立て制作を行いました。 合板一枚からどんなおうち家具が生まれたのか?参加者からいただいたアンケートと共に作品をご紹介します。 【講座スケジュー

【参加者の声】合板1枚でおうち家具をつくろう EMARF 3days講座 <前編>

「生活に必要な家具、自分で作ってみませんか?」 そんな問いかけから始まった、3daysプロダクト制作講座「合板1枚でおうち家具をつくろう」。 これまでもオンラインの講義・オフラインの組み立て制作をベースに様々なテーマで開催してきましたが、今回は、ワークショップ企画初となる関東(神奈川・VUILD川崎ラボ)と関西(大阪・プラモ家具3×6ショップ&アトリエ)の工房をzoomで繋ぎながら2拠点で組み立て制作を行いました。 合板一枚からどんなおうち家具が生まれたのか?参加者の方

EMARFではじめる建築的家具づくり【tomito architecture】

事務所の引越しをきっかけに、打ち合わせ時に集える大きな丸テーブルをEMARFで制作されたtomito architectureさん。座る人数を規定しない使い勝手の良い丸テーブルは、市販ではなかなか希望に合うサイズと値段感で見つからないのが現実ですが、だからこそ作りがいがあるとも言えるでしょう。 今回は、VUILD代表・秋吉も思わず「欲しい!」と唸った、そんな丸テーブルのこだわりポイントと、実務における今後の展開可能性などについて話を聞きました。 「EMARFらしくない」を

プロのデザイナーと一緒に、テレビボードを兼ねた大型の棚をつくる #PR

みなさんこんにちは。最近DIYにはまっている池澤です。 DIYは自分の生活習慣を考えながらものをつくるので、できあがると生活にスッとなじんでくれます。(たまに想像していたようにはいかないときもあるんですけどね……) 最近のわたしのDIYでは、「EMARF」というツールを積極的に使っています。CAD や Illustrator を使ってデザインしたものを木製パーツとして出力できるので、とても便利です。 わたし自身、EMARF を開発する VUILD のメンバーでもあり、微

EMARFの可能性

VUILDに入社して3ヶ月が経ちました。 EMARFというサービスを広げていくことを一つのミッションにしているのですが、このサービスの説明が簡単なようで難しい。 わかりやすくするために、いつもラクスルというネット印刷のサービスを例にとって説明しているのですが、↓イメージ湧きますか?? ラクスルはDTPデータを入稿すると、全国どこかの印刷機から印刷物が出力されてお手元に届くサービス。 EMARFは設計データを入稿すると、全国どこかのShopBotという機械から削り出され

研究者のEMARF活用 -設計から施工までを自らの手元で一気通貫するものづくり‐

今回の記事では、日本大学大学院の小林直明研究室で建築デザインを研究されている間田さんと小山田さん、そして鷹田さんをご紹介します。 お三方は、少子高齢化による職人・作り手の不足という社会課題に対し、専門的な施工者を必要とせずに誰でも空間を自由に作り上げられる建築の在り方を模索される中で、デジタルファブリケーションを用いて研究を行っています。 近年このようにデジタルファブリケーションを学びに取り入れる教育・研究機関が増えており、実際にEMARFのローンチ以来、大学などでも多く

分野の壁を超えるボーダレスなものづくり【株式会社竹中工務店×VUILD】

VUILDが2020年4月にローンチした「EMARF」のサービスチームでは、個人のお客様のみならず法人様にも使っていただけるよう、家具設計のみならず内装設計やパビリオン制作などのプロジェクトにおける、協業やアドバイスを行っています。 その中から、株式会社竹中工務店の設計部設備部門でご活躍されている海野玄陽さんに、EMARFを用いた今回のパーソナル空調家具開発プロジェクトについて話を聞きました。 ▶︎ 今回製作されたものを教えてください。 空調と一体化した机と椅子を製作し

在庫を持たずに始められるプロダクトブランドのススメ

岡山県西粟倉村と東京、その2都市に拠点を置く「nottuo」というデザインファームがあります。 「既成概念に囚われず自由な発想と行動」という意味を持つこの社名ですが、その名の下で、会社哲学でもある「デザインを楽しむ、楽しんでもらう。」をより育むべく、プロダクトやイベント、店舗などを実験的に開発・運営する「drill(ドリル)」という社内プロジェクトを展開しています。 今回は、nottuo株式会社・代表の鈴木 宏平さんに、その取り組みについてお伺いするとともに、「EMARF

1カ月で制作から販売まで、EMARFで広がるものづくりの授業の可能性

東京理科大学の建築系の修士1年生を対象とする、2020年後期のスタジオ課題をVUILD黒部が担当させていただきました。 株式会社オンデザインパートナーズ代表・西田司さんの設計スタジオの一貫で機会をいただいた今回の授業は、EMARFを用いて10日間で1つの作品をつくることを3ターム行う構成です。また、株式会社ルーヴィスさんのご協力の下、ROOVICE WEB STOREにて学生個人の名前で作品を販売することが最終目標となります。 学生の課題は制作して終わってしまうことが大

オンライン時代の実空間こそ、よりこだわり抜きたい

今回はマ・アーキテクツの三浦さんのEMARF活用事例をご紹介します。以前、店舗の内装を担当したシューレースブランドのショップ「KIXSIX KICHIJOJI」のリニューアルオープンに際して、新たにショーケース付きのレジカウンターを「EMARF」を活用して制作してくださいました。 △今回制作したショーケース付きのカウンター Photo: Akira Nakamura △店舗全体の様子 Photo: Akira Nakamura EMARFとは? 工房や在庫を持たずに、オ