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キムチチゲは酸っぱいキムチを使う【捨てちゃダメ!酸っぱくなったキムチの活用法】

発酵が進んで酸っぱくなってしまったキムチの調理法。最近作って食べてみたものについて語ります。

調理法その1まずは王道のキムチチゲ

韓国で「キムチチゲ」といったらこの酸っぱくなったキムチを使います。

先週キムジャンをしてきたので、昨年仕込んだキムチをもらってきました。

こちらが↓1年越しのキムチ
発酵が超進んでクセもるあけど乳酸菌もたっぷり。

見慣れない人にとっては恐ろしいビジュアルですが、この見た目でも食べられるということがお分かりいただけたでしょうか。

韓国の方にとっては、まるでお宝扱いの1年熟成キムチ。

香りはもはや、みなさんが知ってるキムチの匂いではなく少々クセのあるツーーンとした香りに変化しています。

これこそが、調理すると独特な深~い旨味を放つのです。

キムチチゲに使った材料はこちら

材料はこちら
主役の熟成キムチ
木綿豆腐
ネギ
ヤンニョム(キムチ作った残り)
味噌
昆布出汁

おまけ(食品ロス撲滅
昨日の残り
ブリのヤンニョム焼きも投入してしまう!

材料を全てトゥッペギ(チゲの鍋)に放り込んでひたすらグラグラさせます。

トゥッペギがあまりにも高温&保温性が良いので、火を止めてから卵を落としても、じわじわ固まってくる。

あると非常に便利なトゥッペギ

チゲはとにかく沸騰させるのが美味しさの秘訣。

おいしいキムチチゲを作るポイント

 めちゃくちゃ沸騰させること。
 キムチを縦に割くこと。

アクも取りたいけど、できるだけ取らないほうが良いです。

キムチは短くカットせずに、茎から葉まで同時に味わえるように縦にキムチを割くようにしましょう。

そうしたほうが美味しいから。という理由です。
とりあえず韓国人のお友達の言うことを聞いて縦に割きました。

証拠はないけどプチプチ知識
日本の味噌は沸騰させてはダメ。と言われていますが、韓国の味噌は沸騰させるのが美味しくなるんだと韓国人の料理の先生に聞きました。なので韓国味噌の場合は沸騰させるのが正解ですが、日本の味噌でも私はチゲの場合グラッグラに沸騰させてしまいます。

冷蔵庫に忘れ去られたキムチ、もう食べられない!と思って捨ててしまっていた方! 

ぜひとも加熱して食べてみてください。
ごま油で高菜炒めみたいにしても美味しいよ。

酸っぱくなったキムチしか醸し出せない味を存分に堪能しましょう!

新入りのキムチのスペース確保のために、押し出された去年のキムチを食べる

今年漬けたてのキムチを「キムチ冷蔵庫」に保存するため、1年前の古漬けキムチは押し出されます。

熟成が進んで酸っぱくなってしまったキムチは、加熱することで旨みが増すのと同時に酸味も和らぎ、独特な旨みへと変化します。

と、さっきから同じことを繰り返し言っています。

調理法その2 熟成キムチ入りチヂミ

私もこの、酸っぱくなったキムチのチヂミは初めて食べました。
これが、めちゃんこ美味しかったのです。
語彙力なさすぎて表現しきれないのが悔しいです。

クセがあって韓国の田舎の味といったら良いのか。

あくまでもイメージですが洗練された味じゃないのは確かですw

熟成キムチ入りチヂミの材料

チヂミの場合、キムチは水で洗ってよく水気を絞ってからみじん切りにして使います。

キムチ
玉ねぎ
青唐辛子
小麦粉(チヂミの粉など)
片栗粉

出汁

とにかく、熟成キムチが手に入ったらぜひとも作っていただきたいお味です。
これは辛い青唐辛子が入っていますが、ちょっとアクセントになってポン酢で食べたらグーです( ・∇・)

・・・

今回は2点ご紹介しましたが、キムチは酸っぱくなっても捨てないで調理して食べてみてくださいね〜!

ではでは、今日も最後までカムサハムニダ〜!

発酵してるキムチも買えます!ご興味のある方ど~ぞ~!

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