VOLO_BOOKSの自己紹介

こんにちは。VOLO_BOOKS(ウォロブックス)といいます。
2023年8月から2024年2月まで、名古屋・本山の心音Booksさんで一箱本棚を借り、個性的な本を置く私設図書館として活動していました。

一箱本棚をやめて3ヵ月が過ぎましたが、素敵な本との出会いは依然日常のあちこちにあり、それらを記録するべくnoteを始めることにしました。

・ひと月に読んだなかで特におすすめの本の紹介
・本のイベントに足を運んだ際の記録

これらの内容をメインに、本にまつわる記事を執筆していこうと思います。

VOLO_BOOKSの屋号の由来

「volo」とは、「意志する、何かをしたいと思う」という意味を持つラテン語で、命令形がない言葉なのだとか。

「我思う、故に我あり(Cogito, ergo sum)」という思想をデカルトが提唱したことは有名ですが、
18~19世紀のフランスの政治家で、哲学者でもあったメーヌ・ド・ビランという人は、「人は、意志をもって身体を動かすからこそ、存在していると言える」と考えたのだそう。
この思想を、「Volo, ergo sum」というそうです。(※詳細は筆者も勉強中です)

読書をすると充足感や幸福感が得られるのは、単に知識量や読了冊数が増えるからだけでなく、「自分の意志に沿って体を動かすことで、自分の存在を確かにしている」面があるからだと、個人的には考えています。

紙の手触りを感じ、言葉をあじわい、知と出会いながらページをめくるとき、人は読書を通じて好奇心という意志を満たし、自分の存在を確かにしているのかもしれません。

好奇心は誰に教わったわけでも、強いられたわけでもない、自分のためだけの本能のようなもの。それは、本当の自分そのものともいえるはずです。

好奇心を呼び起こし、自分のための呼吸を思い出せる、そんな本と出会える一箱本棚にできたらいいなと思い、このような屋号としました。
(ちなみに、voloという言葉を最初に知ったのはポケモンがきっかけです)


一箱本棚時代と同様に、〈好奇心にしたがって、自分の呼吸を思い出す〉をモットーにしながら、noteも気ままにやっていく予定です。
お好きなときにお付き合いいただければ幸いです。

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