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「定年制度」について戦略的に考える

<定年制度について戦略的に考える>

定年になったら看護師辞めなきゃダメ?
まだまだ若いものと同じように働けるし
看護ケアはできるよ。
そんなふうに考えてる方も多いのでは。

現場を離れて数年経ってる私もその一人。
看護師資格は一生ものだから働ける!
60歳の私はたかをくくっておりました。

でもある日
「それはとてつもない短絡的な考えだった」
ということに気づいたのです。

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定年になったら、何がどう変わるのか。

1.定年後再雇用制度により定年後も継続して働き続けることができる

2.働き続けることはできるけど雇用形態は変わるので、
  これまでと給与が違う

3.↑これで、再雇用後何年働くのか

4.気力はあっても体力や視力・聴力を含めた様々な身体機能に
  徐々に衰えを感じられるようになる

5.日勤・夜勤とシフト勤務がきつくなる

6.働いてはいるけど、老後のことを
  真面目にかんがえなきゃいけなくなる

7.自分だけではなく、身内の介護問題、
  果てには自分の介護のことも考えなくちゃいけないかも?

8.予期せぬことが発生して看護師として働けなくなることも

で、定年後に働き続けて得られる代償は何かというと

a.看護師として働き続けていられる
b.経済的な安定
c.幸せな人生
d.後輩に経験知を伝えることができる

正直いって、どれもイマイチかなって今は思う

a.看護師として働き続けていられる
→医療機関でなくても看護師として働ける
看護師の経験は医療機関でしか活かせない?
むしろ、医療機関外で活動することに価値がある
医療機関で働く限り、医師優位のヒエラルキーの中で
働き続けるのは虚しいことではないか

b.経済的な安定
→年金以外に固定収入がある
年金以外の固定収入があるのが
経済的安定なのかは人それぞれ
そもそも再雇用の場合、これまでの収入より減る可能性
だってあるわけだし
安定なのかどうかはわかない

c.幸せな人生
→これが最も疑問でもあります
看護師好きな人であっても
医療機関で看護師として働き続けるのが幸せなのか
看護師として働かなくても幸せを感じることできるのではないか
そもそも自分にとっての幸せについて
これまで考えたことあるのか

d.後輩に経験知を伝えることができる
→現役看護師さんはびっくりするかも
後輩に経験知を伝えたいと思っている先輩だけではない
先輩から経験知を教えてもらいたいと思っている後輩ばかりではない
その理由は、先輩である看護師の経験知が
今の時代に合わない?違う?

私にとっての定年は、このような具合に
デメリットがメリットより大きく
定年再雇用は魅力的じゃない仕組みに思う
(既に定年前に現場を離れた私は想像でしかないけど)

現場を離れた後、
病院・介護現場で働く看護師のサポート
病院・介護施設の働く環境の改善サポート
をしてきた私が気づかされたことは

看護師すきだし
看護師として働けるのは嬉しい
生涯現役も貫きたい
人生を楽しみたい
幸せと感じたい

けど
これまで働いた病院では働きたくない
別の施設で働くには就活しないとならない
就活してみたら年齢を理由に面接すらしてもらえない
雇用されて働きはじめたけど、これまでとは違う環境に慣れるのは
正直しんどい・・・
と思われてる方が多くいること

そして
私も再チャレンジしてみた
現場を離れて5年経過した時に
看護師紹介会社に登録をして何施設かエントリーしてみたが
履歴書・経歴書提出の時点でお断りされた
(理由はわかならいからモヤモヤが募る)

私がただ単に
看護師として自分も楽しみ
看護師として関わる人を幸せにした
ただそれだけ

定年制度というのは良くも悪くも
自分の人生にかなり大きな
インパクトを与えるもの

看護師として働き続けるのは
人生の幸不幸に大きく直結する
きちんと戦略を練り、
幸せな定年後生活を
手にいれていきましょう!

次回は具体的な定年後プランについて
書いていきたいと思います。

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