ロングトーンの出し方!
東京の下北沢にあるミュージックスクールVOICEFACTORYの学長 劉哲志です。今日はロングトーンの出し方についてお話しします。まず大事な事は、以前にお話しした完全なる腹式呼吸で肺の中に最大限に空気を吸い込む事が大事です。
詳細はこちらをお聴きください。
最大限に息を吸い込んだら、胴回りが張った状態で、支えながら空気を少しずつ出してください。その時、大事な事はお腹を張ったままで、すぐに萎んでしまわないようにキープしながら、抵抗のある空気を出し続けることです。
風船に例えるなら、7割くらいしか空気が入ってない状態より、パンパンに張った風船の方がキープしながら周りを少し包み込んだだけで、少しの量でも圧のある力強い空気が出て行くイメージです。
それでは、実際に息を出しながら、タイムを図ってみてください。最初は、おそらく20〜30秒くらいの方が多いと思います。目標は1分を目指してみてください。繰り返し練習するうちに、少しずつ長くなって来ます。それと、並行して、実際に中音域くらいの自分が一番出しやすい音程でロングトーンの練習をします。やはり最初は20〜30秒くらいしか続かないと思いますが、繰り返し練習するうちに少しずつ延びて来ます。長い人は1分くらい延びる人もいます。
秘訣は、ある程度の音量で、胴回りを張った状態で支えながら息を無駄に出さないように、心がける事です。蝋燭が口もとにあったとしたら、ほとんど揺れない状態で声を出します。
息が長く続けてロングトーンが出せるようになったら、語尾を延ばしてビブラートをかけたい時も、安定して余裕をもってかけることもできます。また、パファーマンスとしても、間奏で演奏をブレイクして、声だけ延々と延ばすと言うことも可能です!拍手喝采、間違いなしです。私もたまにやっています。
如何でしょうか!?参考になりましたら大変嬉しいです。
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それでは、またどうぞ宜しくお願いします!
劉哲志
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