
入社1週間で、Voicyフェスの集客を担当して公式Twitterを本気で運用した話
こんにちは、9月中旬からVoicyへPMM(プロダクトマーケティングマネージャー)として入社している高桑といいます。
先日、6,600人もの参加者に楽しんでいただいた「Voicyフェス」。社内としても当初の目標を達成することとなり、改めて大変嬉しく思っています。
実は有難い機会に恵まれ、入社して2週間経たない中で、主にTwitterを主軸としてフェスの集客を担当することになりました。
🔥🔥そこで今回は!🔥🔥
そこからの1.5ヶ月全力疾走した新人社員の
「いかにしてTwitterから多くの参加者を呼び込むにいたったのか」
この裏側を担当領域の切り口からお話します!レッツゴー!🔥🔥
前提:目的と目標
目的はフェスのチケット購入数「5,000名」を達成すること。
そのために、Twitterでは下記の2つのミッションを設けました。
A. フェスの認知度を上げる
B. 見込み客へ価値を届ける
Aは「インプレッション数(タイムラインに表示された数)」、Bは「ページ訪問数(Twitter経由でのリンククリック数)」でそれぞれ評価をすることにしました。
このあたりの戦略も全部自分で0から考えさせていただいたので、スタートアップはおもしろいなあと入社早々実感した訳であります。
ところが、スタート時の状況は厳しく、具体的には
インプレッション数:このままだと4〜5倍数足りない
リンクのクリック数:このままだと6倍以上足りない
という状況でした。
フォロワー1万人もいるのに...
さらに公式Twitterアカウントの運用をしたこともなかったので、まずはテクニカルなセオリーや戦略の定石などの猛勉強から始めました。
そして得た知見を土壌に、毎日お風呂の中でVoicyならでのやり方を具体⇆抽象の繰り返しで考えまくる生活のスタートです。
ここから1.5ヶ月間、毎日全力疾走する挑戦が始まります。
結果①:インプレッション数
Voicyのサービス状況ができるだけ近い9月(前月)、同じフェスにあたる去年10月とそれぞれ比較して、どちらと比べても4〜5倍以上の比率で数値は伸びました。
グラフはこのようになります。
縦軸はインプレッション数、横軸は時系列です。
そもそもインプレッション自体は、投稿数を増やせば途中までは伸びていくのでパワープレイが効きやすいです。
ただし、同じことをしていてもTwitter上でのエンゲージメント(いいねやRTなどの反応)は頭打ちをし、中旬あたりに伸び悩んでいることがわかります。
とりあえず、目標は達成した!
結果②:ページ訪問数
去年のフェスと比較して、特設ページへの集客も大きく伸ばすことに成功しました。
こちらも目標としては達成です。
やったこと
step1. 認知を増やす
とにかく、Voicyフェスの存在をまず知ってもらう必要がありました。
ただお知らせするのではなく、Voicyのパーソナリティさんとリスナーさんにとってより良い伝え方を模索しながらも、量をとにかくこなすフェーズです。
■具体例(一部)
・アカウント名とプロフィール、ヘッダー画像を全てフェス仕様に変更
・全70以上の対談ツイートでパーソナリティさんをご紹介
⚡総勢70名以上のパーソナリティが出演⚡
— 音声プラットフォーム Voicy【公式】 (@voicy_jp) October 14, 2021
ゆうきゆうさん @sinrinet
×
精神科医Tomyさん @PdoctorTomy
の対談が決定🎉🎉
「世界を変える、声の祭典」をお楽しみに🔥
🔽 #Voicyフェス 参加申込みはこちらhttps://t.co/HizY3e9tZV#Voicy pic.twitter.com/hiP2hNWWbn
step2. 商品の魅力を伝える
認知していただいた上で、次はパーソナリティさんやリスナーさんにとって、どんな豊かな体験があるかを伝えていきます。
ここでは、お伝えする情報の厳選と、伝え方の文言を特にこだわって社内相談させていただきました。「知らせる」ではなく「伝える」ために、言葉遣いや表現に心を込めました。
■具体例(一部)
・当日の会場となる特設ページにて、運営が音声で魅力ポイントを解説
・当日のタイムテーブルで全体像を可視化
🎉ついに #Voicyフェス タイムテーブル発表🎉
— 音声プラットフォーム Voicy【公式】 (@voicy_jp) October 8, 2021
10月にチケットを購入すると、期間中の音声ライブ配信のほか、11月末までアーカイブ放送を楽しめます✨
いまからチケットを購入して、“声で世界を変える“50以上の対談をお聴き逃しなく💨
🔽タイムテーブルとお申込みはこちらhttps://t.co/WbfjJWguCO
step3. ご購入のサポート数を増やす
認知もしていただいて、商品の価値も伝わった上で、今度は「購入ができない」という事態がここで発生していきます。
そこで、関心を持ってくれている方をサポートするよう、購入導線の提供数を増やしてサポートを試みました。
■具体例(一部)
・本番期間中は、購入方法をまとめたツイートを固定
・プロフィールのURLもお問い合わせフォームに差し替える
🔥#Voicyフェス の参加方法🔥
— 音声プラットフォーム Voicy【公式】 (@voicy_jp) October 27, 2021
参加は👇こちらから可能です✨https://t.co/HizY3er5ov
また、プレミアムリスナーの参加・購入方法に関するご不明点は👇こちらhttps://t.co/tk3TXuCmRA
アプリでプレミアムリスナー限定放送を聴けない方は👇こちらをそれぞれご確認ください🙌https://t.co/FFs3BLvq2h
step4. 商品の盛り上がりを伝える
最後のフェーズでは、機能的な価値ではなく情緒的な価値として、熱意をとにかくお伝えしました。
Voicy運営はもちろん、パーソナリティさんやリスナーさんの熱意も私たちからお届けすることで、さらにたくさんの方に参加していただくことを試みました。
■具体例(一部)
・リスナーさんからの応援メッセージを、パーソナリティさんへお届けする
・VoicyFesサポーターの盛り上がりを実況
🎉🎉🎉ご好評につき完売しました🎉🎉🎉
— 音声プラットフォーム Voicy【公式】 (@voicy_jp) October 22, 2021
声で世界を変える仲間「VoicyFesサポーター」は、ご好評につき予定数すべて完売しました🙌
皆さんの声援に応え、#Voicyフェス に全力を注ぎます🔥
10/27からいよいよ開幕です!
👇サポーターの方々のお名前やメッセージhttps://t.co/9zZQ4nKHIf pic.twitter.com/1hYXV1pTxV
激走の入社1.5ヶ月を終えて
もちろん、Twitter上での評価はあくまで
・インプレッション数
・Twitter経由でのリンククリック数
に留めているものであり、実際は全社を挙げて集客も企画も当日対応も、全員全力あっての成果です。
Voicyフェスで集客以外にもたくさん携われたこと、
パーソナリティさんとご一緒してプロジェクトを遂行できたこと、
リスナーさんの臨場感あるお声を肌で実感できたこと、
全社員で一つのプロジェクトに向かうチームの機動力、「スタートアップ」の魅力を秒速で体感できたこと。
これ全て入社から1.5ヶ月での経験でした。
まさに「激走」。好奇心と向上心が二大欲求の僕にとって、この上ない充実度でした。
一緒に走ってみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございました!
この疾走感と達成感をプロとして味わいたい方は、お声がけくださいませ。
2ヶ月目以降のさらなる全力話、いくらでもお話しいたしまっす!
高桑はMeetyでもお待ちしております。
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!