面接評価システムを導入します。
ボイスキャリア事務局です。
この度、就活生が企業の面接を評価するシステムを試験導入します。双方が「選び、選ばれるフェアな場」を創出するだけではなく、企業が選考フローの改善に役立てられる体制を構築します。
◯評価項目(5段階評価)
1. 面接官のスタンス
ESなど事前提出物の理解度/リスペクトのある姿勢/リラックスした雰囲気づくり
2. 面接官のコミュニケーション能力
会話が一方的ではなく双方向か/質問が具体的か/各選考ステップについて明確に伝達しているか
3. 企業文化・社風の理解
会社の価値観や社風が伝わるか/入社後にギャップが生まれないよう誠実な回答が伝わるか
4. 評価基準の明確さ
特定のバイアスが強すぎないか/適性・能力とは関係のない事項で合否を決定していないか/過度に他社・他業界の志望度を追及していないか/全ての就活生に公平感のある評価基準が伝わるか
5. 志望度の変化
自分が面接を受ける側だとしたら、企業の志望度が上がると思うか?
※試作段階につき評価項目の更新可能性はあります
掲載されている音声に対して、ボイキャリを利用する会員(就活生)が評価するシステムなので、より客観的な評価を得られるのが1番の特徴です。現時点では公開しておりませんが、自由記述での口コミ(特に良かった点/気になる点)も集めており、今後タイミングを見て開示していきます。
◯今後の流れ
選考フローにおいて、人物面及びビジネス理解を問う質問がより増えていくと考えます。多くの企業では、「自社に対する充分なビジネス理解がなければ就職できない」評価項目になっていません。特に民間就活では、就活生は営利企業の一員として、「収益を生み出す」意識を持つことが自身のキャリア選択を考える上でも非常に重要と考えます。詰まるところ、従業員が最も気にする条件面(働き方/給料/勤務地等)は「誰にどんなサービスをいくらで提供しているか」でほぼ決まるからです。人柄のみで新卒を採用するのは、双方にとってデメリットが大きい時代です。
評価項目がイノベートされれば、「新卒の即戦力化」「採用ミスマッチの減少」「職種別採用の更なる発展」など企業にとっても多くのメリットが生まれます。何より今後の日本において新卒がより即戦力化していくことは必要だと考えます。業界のトップ企業ほど、既に取り入れている印象です。
採用人事・面接官レベルの底上げや社内研修の強化等が理想論的には必要と思慮いたします。我々が今後も保有していく大量のデータを活用し、双方にとってより良いマッチング環境をつくるべく今後も尽力します。
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