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#ボカロリスナーアドベントカレンダー2019 まとめ


 obscure.(@voca6458)です。ボーカロイド完全に理解していません。
 ノリと勢いで始まった #ボカロリスナーアドベントカレンダー2019 、参加された方々、読んでくださった皆さん本当に本当にありがとうございました!


投稿された記事を僕個人の感想とともにこのnoteにまとめておきます読んでいない記事があったら是非読んでください↓↓↓(敬称略)

12月1日 ソーネット

今回の企画の発案者のソーネットさん。 カレンダー立てた日の都合上1日に入れてもらってます。(あとで追記します)

12月2日 obscure.  

12月3日 たんか 

  たんかさんによるkawaii musicのすゝめ、教えろとか題に書いておきながらkawaiiでぶん殴ってくるkawaiiの暴力みたいな曲選の紹介記事。kawaiiってなんなのか何も分からないけど良いものであるということはわかる…誰か自分にもkawaiiを教えてくれ…  あと12月30日に開催されるボカロオンリーDJイベント、ボカライフとっても楽しみです

12月4日 茜涼夏a.k.a泡沫たんぽぽ

茜涼夏さんが行っている「ぼかうたらじお!」の初回テーマ、「VOCALOIDと歌ってみた」楽曲をフィーチャーした記事。ここ数年の間でボカロと人間が一緒に歌う楽曲も珍しいものではなくなってきましたが、その中でもここ最近の珠玉の「VOCALOIDと歌ってみた」楽曲の紹介記事となってます。人間とボーカロイドの境界があいまいに溶けていくような曲達はこれからももっと凄い物が現れるようなワクワクを感じさせてくれますね… 「ぼかうたらじお!」は次の回のテーマもいいものなので是非聞いてください

12月5日 しめじ

しめじさんによる新しいボカロ曲の探し方の提案記事。動画においてサムネイルの画像が持つ力は非常に大きいので有名な絵師さんの絵がサムネだと再生されやすいというのは少なからずあるとは思いますが、それを逆手にとって好きな絵師さんの絵を使う曲の制作者は好みの系統が近いのでは?という発想から始まる曲探しのすすめ、非常に面白かったです。確かに好きな別々のボカロPさんが同じ絵師さんの絵借りている現場、非常に心当たりがある……

12月6日 ホワイト

ホワイトさんの#vocanote デビュー記事で非殿堂入りのおススメ曲紹介記事。非常にバランスよくここ最近の曲からひと昔の曲、カバー曲まで良い塩梅で紹介されています。そして記事の最後で明かされる仕掛けのネタ晴らしに感動して膝を打って膝が破壊されました。こういう記事書けるのは凄い。もっと#vocanote書いてください!

12月7日 「め」

幼女こと「め」さんによる、ここ最近の有名曲ボカロ曲を例に出して「曲の構成」の視点からその曲の魅力を解説する記事。 漫然と好みの曲を探すより、自分にどんな曲が刺さるのかをうまく言語化できればとても自分好みの曲と出会いやすくなりますが、その言語化の一助としての「構成」いわば曲展開という点に焦点を当てた解説記事で読みやすい!とってもアドベンチャーですね

12月8日  ASTELOIDs

ボカロ曲を中心としたDJ活動を行っているASTELOIDsの皆さんによる2019年発売のボカロ曲のアルバム紹介記事。 全国流通盤から同人CDまで名盤揃いの紹介になっています。俺持ってる~~!というCDから好きな曲入ってるやんというCD、初めて見たから視聴聴いたけどめっちゃいいやんみたいなCDまでめちゃめちゃ楽しく読めました。なんなら何枚かポチりました。最高~~~!

12月9日 さいころ

さいころさんによる、今年好きになった今年以外の曲と題した曲紹介記事。マイリスコンピという先月まで行われてた、月一でテーマを決めてテーマに沿った曲を各人が紹介するという企画で使われた「今年好きになった今年以外の曲」というテーマの曲紹介です。曲が発表されてすぐ聴いていても、何年か経ってから好きになる曲って案外少なくないと思いますが、その曲の再発見も含めてその人だけの物語であり体験であると思うので大事にしていきたいですね。 全人類はマジックアワーを聴いてくれ

12月10日 ろあ

ろあさんによる2019年に行われたボカロPによるライブ紹介記事で初#vocanote 。動画投稿で楽曲を発表していた人たちがライブという形で音楽活動をするということも、もはや珍しいことでは無くなりました。ですが新しいリスナー層を取り込む、新しい表現を試すといったあらゆる意味でこれからもボカロPのライブ活動というのはどんどんやって行って欲しいです。実は僕もvocastock行ったんですよね マジカルミライのような所謂「ボカロのライブ」とは全く毛色の違う雰囲気にめちゃくちゃビビって色々考えました。 あとろあさんBALLOOMを彷彿とさせるようなつよい面子のライブに沢山行ってて記事読みながらしゅげえってなってました。

12月11日 canna

cannaさんによる12月投稿のボカロ曲紹介記事。 ○○年の△△という括りで話すときどうしても12月の△△は記憶から抜け落ちたり次の年に持ち越されたりどうにも扱いがふわふわしがちですよねわかる何なら僕の今年の10選も一曲目は2018年年末投稿の曲ですもん。 自身の過去の年間10選から年末投稿の曲を厳選して紹介した記事なだけあってつよい曲しかありません。12月につよい曲が多いのも悪い。

12月12日 みせいねん a.k.a. 成人済み

みせいねんさんによる2019年の週刊VOCALOIDランキングのデータをまとめた記事。 何が流行っているとか誰が人気だとかはわりとその人の主観によるものが大きくなってしまいがちではあるのでこういったデータとしてみるランキングやポイントといった数値は客観的に自分の立ち位置を確認するという点で非常に参考になります。実はそんなに再生されてたんか?みたいな驚きもあるので是非一読ください。

12月13日 のぎ

のぎさんによる西島尊大さんの楽曲「そらをおよぐ」の解説記事。自身がカバー動画を投稿するほど惚れ込んだのぎさんによる歌詞、コード進行、調声、楽器といったあらゆる切り口からこの曲を語りつくしています。恐れ入った。ここすきポイントの言語化がめちゃくちゃ良いので読んでてなるほど~って五万回くらい言った。

12月14日 X-CLOW

 X-CLOWさんによるVTuberが関わる楽曲の紹介…のガワを被ったクソデカ感情の記事。人間が憎いし、人間を基本的に良いモノとして捉えてる社会が憎いし、そんな人間な自分が憎い私たちは、それでも「人間みたいななにか」に救いを求めないと生きていけないのは笑い種かもしれないけれど 
それでもどうしようもなくなんでもない今日を生きてるからVirtualやVOCALOIDに救われたり呪われたりししていくんだよな

12月15日 主催なのにめっちゃ遅刻した人

本 当 に す み ま せ ん で し た それはそうと全ボカロリスナー、オンゲキやってくれよな ところで今ゲームセンターで稼働している音楽ゲームって全てなんらかのボカロ曲が収録してるの凄くない?

12月16日 B,F

B,FさんはじめVRボカロ部の皆さんによる2019年ボカロ10選。一人で年間10選選ぶのも相当しんどいし限界感あるのに一人一曲で10人で10選とか限界圧が凄い。Vキャスでボカロ曲紹介っていうのも2019年感強いしあるいみ時代の最先端を走り抜けている面子による選曲なので一曲一曲の思いが重い。 (実は自分こっそりリスナーとしてコメント打ってるんですよ)

12月17日 みかん

 みかんさんによる自身が人から布教されて沼に落ちた体験談。サムネの圧が凄い。そして読み物としてめちゃくちゃ面白い。人が何か沼に落ちていく様は楽しいな!そしてやっぱり何かを始めたり知ったりするには外部からの圧倒的な”力”が必要なんだなって改めて思いました。力こそパワー。ところでsyudouさんの書下ろし曲が収録されるセガの音楽ゲームmaimaiでらっくすっていうのがあるんですけど…?

12月18日 ゆーくん 

ゆーくんさんによるボカロの文脈に沿ったアーティストの紹介記事。ボカロ転生型とも称されるようなボカロP上がりのアーティスト、ボカロPから曲提供を受けるVTuber、VSinger、はたまたボカロ曲を書くVtuberとまさに2010年代のインターネットミュージックの一端を垣間見るような記事となってます。一言文脈と言うにはあまりにも膨大な関係性を垣間見る良いアーティスト紹介noteです。

12月19日 みゅう

みゅうさんによる2019年上半期のボカロ曲250選の中から1000再生以下をピックアップした記事。10個に選べないなら年間で500曲選べばいいじゃないっていう欲張りな姿勢は嫌いじゃないわ! こうやって250選のマイリスを眺めていると知らない曲だらけでやっぱりボーカロイド凄いななんにもわからないなって気持ちになって嬉しくなります。 

12月19日 かくしか

かくしかさんによるラップ登山と称されるゆっくり実況とラップと登山の悪魔合体みたいなシリーズの紹介記事。正直感動しましたマジで。ゆっくりやボイロを用いた実況動画は今や小学生も知っているような有名コンテンツとなって久しいですが、よりニッチでdopeなエンターテイナーがいたとはと自身の見識の狭さに汗顔の至りです。全人類読んで動画を観て欲しい。個人的には琴葉姉妹のポエトリーリーディングの奴が好きすぎて好きです。

12月21日 Mohas

Mohasさんによる2019年のミクノポップの紹介記事。ミクノポップって一言で言っても幅があり過ぎてもはや「キラキラした曲」と形容するしかなくない?と思って久しいですがそれでも今年のミクノポップはとても輝いていました。眩しい。 紹介されている曲も今年のミクノポップの顔!と言っても過言ではないような曲選なのでこの記事を読むだけで一年分キラキラできます。

12月22日 フォルテ

フォルテさんによる大御所ボカロPの「好きな曲」に関するスプレッドシートまとめ記事。 好きな曲と一言で言っても単に聴いた数が多いからなのか、人生に残るレベルで深く刻まれた曲なのか、それを検証するために取ったアンケート結果は見てて楽しいです。一曲だけ100に振る人や均等に散っていく人、向き合い方の万別さと各ボカロPの曲の”強さ”に感心しました。

12月23日 海鮮焼きそば

 海鮮焼きそばさんによるボーカロイドに対する向き合い方についての記事。人がある事柄ををずっと好きであり続けることは難しいし、逆に好きな事柄がずっとそのままの形であることも難しい。それは他でもないその人が変わり続けているから。奇しくも今年発表されたある音ゲーの曲のコメントでも近しいことが語られていましたが、ボーカロイドという存在はもっと厄介です。単なる事柄の枠を超えて、自身を映す像が定まらない鏡であると同時に膨大な他者の祈りが毎日表出し続けることでなる実存的な「ソレ」を胸を張って「好き!」と言えて、向き合い続ける強さがあるならそのすべてに意味があると信じています。

12月24日 momo-n

 momo-nさんによる自身のボカロPデビュー二周年に際して自身のボカロ史を振り返りとおススメウナちゃんソング紹介記事。タイムラインのボーカロイドのオタク全員読んで欲しい。老人会だなんて軽率に言わないでくれ本物の老人たち簡単に死ぬぞ(瀕死)  それはあまりにも美しくて自分が手に入れられなかった学生時代でもあるのでどうかそのままボーカロイドと向き合い続けて欲しいなと思ってしまいました。 完全に感傷マゾ駄目人間になっちゃった。

12月25日 左馬

左馬さんによるクリスマスのボカロ曲特集紹介記事。 流石めっちゃvocanote書いてる左馬さんだけあって単にクリスマス曲といっても曲のジャンルから年代まで本当に幅広く抑えて紹介しているのはプロだ違うなあ…ってなってます今。 同じテーマでもここまで曲の幅が違うのかというのをボカロ曲を聴いてると改めてしみじみと思いますよね  最後の紹介曲でああ~~ってなっちゃったので確実に古き良き(良くない)インターネットに毒されているまである。

その他

アドカレに登録は無かったけど今月のvocanoteで紹介したい奴

てむらさんによるボカロ曲…というにはちょっと複雑なギリギリのラインを攻めた曲紹介記事。確かにサンプリングやedit系の曲でVOCALOIDやVOICELOIDの素材や曲を用いた曲はボカロ曲とカウントして良いのか??みたいな気持ちにはなりますが自分的にはOKです(ガバ判定)うんうんそれもまた初音ミクだね!って感じなのでテンション上がるわかる。

実はボカロ系のアドベントカレンダー探してみたら  # ツナガルダイガク  の皆さんもやってました。世間は狭い。 こっちのアドベントカレンダーとは毛色の違った記事が多数投稿されているので是非チェックしてみてください!


最後に

そんなかんじで #ボカロリスナーアドベントカレンダー2019 でした。皆さん楽しんでくれましたか?今年も何もボーカロイドわからなかったけど何だかんだで楽しいことも悲しいことも沢山あって、数えきれないほどの合成音声の曲が発表されました。 平成も終わって、インターネットカルチャーの台頭した2010年代ももう終わります。そんなこの年の瀬に同じ時代に同じカテゴリのカルチャーについてあーでもないこーでもないと勝手に頭を抱えながら過ごす人たちが好き勝手に好きなことを話すこのイベントは勢いで始めて本当に良かった。 来年もなんか色々あるみたいですけどそこまで気負わず、でも真剣に一人一人インターネットでやっていけたらいいなって思います。 

そんな2010年代の終わりにobscure.でした。 メリークリスマス。

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