貴婦人のコルヴェイユ|ミルフィーユ|読むバレエ~香りと空想の「ジゼル」~《2》
ミルフィーユの物語バレエ
バレエには言葉がありません。けれど私は物語作家ですので、言葉がすべてです。物語バレエ「君の名はジゼル」では、物語の下にバレエの展開を配し、同時に読めるようにしてあります。本来なら目で観るバレエを言葉で表して、紡いだ言葉の連なりから読み手が想像・空想する空間を楽しみ、感じていただくのが、ミルフィーユの物語バレエです。
ノールさまの作られるポプリをきっかけに香りへの扉が開いた方も多いのではないかと思います。広がらない香りというのが魅力です。嗅ぎた