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「食べチョクお仕事図鑑(1)」教えてマーケティングチーム!

こんにちは!
ビビッドガーデン人事のさとかです。

ビビッドガーデンは日本最大の産直通販サイト「食べチョク」を運営しています。

もっと「食べチョク(ビビッドガーデン)」の社内のことを知っていただきたい...という思いから「お仕事図鑑」と称し、各職種の役割や働き方について、ご紹介していきます。

記念すべき第1回目は、マーケティングチーム
取締役で、マーケティング統括の松浦さんにお話を伺います。


マーケティングチームの担当領域

ーー早速ですが、「食べチョク」のマーケティングチームは、どのような領域を担っていますか?

マーケティングチームは、大きく「3つ」の役割を持っています。
「新規のお客様に食べチョクを使っていただくこと」「既存のお客様に食べチョクを使い続けていただくこと」「サイト内外でのキャンペーンの立案・実行」です。
これらの役割は担当が分かれて縦割りになっている...というわけではなく、それぞれの間に「壁」はなく、最適な役割を複数兼任し、連携を大切にしながら様々な施策が動いています。

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(実際には、下記のような企画が動いています)

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全体像を理解するために

ーーそれぞれが、こまめに連携しながら施策が進んでいくとなると、全員が全体像を理解していないといけないので大変そうですね。

生産者さんやお客様から見た時、チームの役割がどうか(縦割りになっているかどうか)は関係ないと思うんです。
そのため「この仕事は私の役割じゃないからやらない」という価値観ではなく、どのポジションのメンバーも全体像を把握してこそ、生産者さんやお客様に価値あるサービスを提供できると考えています。

ですので、お客様にとってよりわかりやすく魅力が伝わっていくように、全施策のお客様に対するコミュニケーションを統一したいと思っています。それは「全員が全体像を把握する一枚岩のチーム」だからできることです。
そんなチーム作りを継続していくために、大きく2つのことを意識しています。

メンバー間の情報格差をなくす
「ナナメ」や「ヨコ」などチームを「またいだ」コミュニケーション

まず、「情報格差をなくす」ために、
①見えるところに情報をおく
②迷ったらとにかく声を上げる(内に溜め込まない)
をチーム内では徹底しています。

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そして、これらのベースには「心理的安全性の担保」があると思っています。その醸成のために、人となりや価値観を相互理解できる機会を不定期で作っています。さらにミーティングでは毎回必ず「”お気持ち”のシェア」を実施することで、お互いを知り、理解し、認め合うことを大切にしています

また、そういった不定期でのワークに加えて、日常的なコミュニケーションも大切にしています。ビビッドガーデンはリモートワークを導入しているので、オンラインでもコミュニケーションが取れる「Gather」というツールを活用し、フルリモートの人でも、迷ったらすぐに声をかけられる場作りをしています。

ギャザー

他にも、入社したばかりの方には「色々な社員と話せる時間」を設けたり、毎日「朝会」を実施して、ささいな疑問や不安をすぐに解消できるサポートも行っています。

次に、「ナナメ」「ヨコ」などチームをまたいだコミュニケーションについてです。

縦割りではなくシームレスなチームを作るためには、ひとりひとりが各領域のことを理解している必要があります。そういった状態を作るために、普段からチームの中でも「領域を区切った話」ではなく、横断的なコミュニケーションを意識しています。

またオンボーディングの中でも、キャッチアップ目的で「入社3ヶ月後にはキャンペーンの立案・実行といった横断施策をお任せする」というのを実施しています。
まずはご自身の強みの領域でチームに馴染んでいただいた上で、その後早い段階で横断的なキャンペーン施策に従事いただくことで、自然と全体視野が身につき、目線を上げて各施策・各媒体をとらえることができるようになります。このように横断的にマーケティング全般に関わっていく中で、キャリアとしての幅を広げていただけるのも嬉しいですね。

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幅広く挑戦できる環境

ーーマーケティングに限らず「限定的な業務しか行えず、もっと幅広く挑戦したい」というキャリア思考をお持ちの候補者の方もいらっしゃるので、そういった方には特にマッチした環境なのかもしれないですね。

そうですね。よく「会社が大きくなると限定的な業務しかやれない」「上が詰まっているので、新しいことにチャレンジする機会がなかなかない」というような話はよく聞きますが、当社では企業規模が大きくなっても、全員が幅広く様々なことに挑戦できる環境を維持していきたいと考えています。

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マーケティングチームのメンバー

ーー自然に、全員が「視座高く」仕事ができる環境になっているのは良いですね。さて、そんなマーケティングチームには、現在どういったメンバーがいらっしゃるのでしょうか。社員/インターン/業務委託...と様々な雇用形態の人たちが活躍していますよね。

ます前提として「タイトル/肩書き」をあまり意識しすぎないようにしています。
・上司のAさんが言ったから従おう
・私はCRMの専門なので広告の人たちのとこはあんまり見なくていいかな

といったことを無くしたいと思っています。
どんな雇用形態・役割の人にも幅広くチャンスが与えられるチームでありたいですね。

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その中で、社員の2人は
「それぞれの強みを活かしつつも、他のことにも果敢にチャレンジ」できる人たちです。

私の次に2人目マーケターとして入社してくれた三嶋は、「ビビッドガーデンを代表するような人」ですね。我々が大切にしているVALUE(5つの行動指針)があるのですが、まさにそれを体現している人です。

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彼は代理店出身なので、広告運用といったベースの強みを持ちながら、そこに固執することなく全てを自分ごと化して、どんどん領域を広げて行っています。

最近入社してくれた池上は、CRMという軸を持ちながらも、組織づくりや採用にもコミットしてくれています。2月入社ですが、カルチャー理解の速さ、キャッチアップスピードについては、目を見張るものがありますね。
ご自身の強みをうまくいかしつつ、新しいチャレンジを楽しんでいらっしゃいます。池上は、お子様やご家庭の兼ね合いで現在は時短で働いていますが、限られた時間の中で最大限結果にコミットする意識も強いですし、本当にパワフルでこちらが元気をもらいます。

ーーお二人とも、Slackでインターンの方など等含めてチームメンバーに、こまめにコメントを残しているのをよく見かけますね!全体視点を持ったプロフェッショナルがいるのは心強いですね...!!
さて、マーケティングチームは、インターン/業務委託の方も優秀な方が集まっているイメージです。

まず、インターンの方ですが、他社で類をみないくらい素晴らしい方達が集まってくれています。責任感が強く、熱量が高いです。数字への責任をもち柔軟に対応してくれています。

業務委託の方々についても、シンプルに「すごい!」の一言に尽きます。具体的にいうと、まずそもそもの業務レベルの高さ。さらに、決して奢らず常に高みを目指し、ご自身の幅を広げていくことにアグレッシブで「もっと工夫できないか」を思考し続ける姿勢に、ビジネスパーソンの先輩としても尊敬しています。
非常に優秀な4名のプロフェッショナルの方にお力添えいただいており、今後も末長くご一緒したいと考えています。


現在の課題

ーーそんなマーケティングチームですが、今の課題はどういったところにあるのでしょうか。

課題は大きく分けて2つ。「事業課題」「組織課題」があります。

まず「事業課題」ですが、冒頭でもお伝えしたように、お客様によりわかりやすく魅力を伝えていけるように、コミュニケーション統一をしっかり作っていきたいと考えています。今は、まだまだ「局所最適」であると言わざるを得ません。

具体的には、
・テレビ露出やweb広告などといった【認知】のファネルでの訴求
・【プロダクト】でのコミュニケーション
・【CRM】での接客
と、それぞれのタッチポイントでのメッセージ統一が不十分であるために、お客様の中での「食べチョク」の想起に分断が生じてしまっているという課題があります。

今後より統合的なコミュニケーション設計が必要なフェーズに移行していく中で、それを実現するために全体を見れるメンバーを増やしていくことで、私自身が現場を離れてより全体視野で判断できる状態にしていかなければなりません。

また「さらに多くの新規のお客様に食べチョクを使っていただくための戦略をブラッシュアップする」ことも必要です。

2020年/2021年は、新規のお客様に多く食べチョクを利用いただいた年でした。WEB広告を中心にマーケティング施策を多数実施し、様々な手段をフラットにとらえる中で、2020年にはテレビCMを放映、2021年にはリアルのマーケティングへの挑戦を行いました。

WEB広告でのコミュニケーションは引き続きさらに拡大していきつつ、新規のお客様との新しい接点を続々広げていく必要があります。お客様のインサイトをしっかりと捉え、スピード感をもって様々な手法を試していく必要があると考えています。

ーーなるほど。その「事業課題」を解決するために「組織課題」として、採用/チーム作りがあるという感じでしょうか。

その通りです。それぞれが自分の強みとなる「軸」は持ちつつも横断的に、全体視野を持って動ける組織にするためには、まだまだチームメンバーが足りません。そういう意味でも、今一番重要なのは「採用」。上記の事業課題に対して、具体的な施策を考え、社内外の人を巻き込みながら推進していくメンバーを求めています。

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今後のマーケティングチーム

ーー今まさに採用も積極的に進めていらっしゃると思うのですが、今後マーケティングチームはどういう組織にしていきたいですか?

そうですね。全体の構成とかスキル的な観点でいうと、1つの強みの軸を持ったプロフェッショナルが集まり、それぞれが領域を広げていくことにより、全体視点で動ける組織にしたいです。

文化的な側面面でいうと、「5つの行動指針」の中でも特に「本質思考」「全方位リスペクト」を特に意識していきたいと思っています。

「本質思考」の部分ですが、本来的にはマーケターという職種は、「事業を伸ばしていくために行動する事業家集団」であるべきでないかと思っています。ですので、役割が...役職が...ということにこだわりすぎて、本質を見失わないようにしなければなりません。どこまでいっても「コトに向かう」姿勢を大切にしたいです。

また「全方位リスペクト」ですが、我々はワンチームで難しい課題にトライしている「仲間」です。難易度の高いことをやろうとしているわけですから、みんなで束にならないと勝てない。だからこそ、相互に信頼しあえる環境にしていきたいと思うのです。

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この「全方位リスペクト」は何も、チーム内の話だけではありません。生産者さんやお客様など関わる全ての方が対象です。普段から使う言葉のひとつひとつでも、「全方位リスペクト」を意識しています。
「食べチョク」のマーケティングチームは、「刈り取り」というようなワードは使いません。一般的にマーケティング用語として使われているとは思いますが、どうも企業側からの一方的なコミュニケーションに感じてしまって.....お客様の目線に立って考えると、あまり適切な言葉ではないですよね。

ーー使う言葉のチョイス一つにも、皆さんの真摯な姿勢が現れている。まさに「食べチョクらしさ」だなと感じました。

ありがとうございます!
マーケティングチームでは、現在絶賛採用強化中ですので、少しでも興味を持っていただけたらぜひお話したいです!

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