ネットで使える!体癖論

 「体癖ってのはこれだ!」みたいな核心としての内容ではなく、ネット上の人を診断するケースに限った補助的な視点から書きたい。それ以上踏み込んだ内容は他の人の纏めた体癖情報とか見るべき。

 普段ネットの交友関係でしか使わないので、私の使う体癖論は外見についての言及が少ない。
 主に①声質②性格③SNSでの様子④チーム対戦ゲームで使うキャラ⑤ネットの体癖情報で誤解したところ などについて書く。

 あと私自身が四種だから四種的な意見となるし、女性についての情報が少ないので男についての言及のみとなる。


上下一種

①わっはっはみたいな気さくなおじさんの喋り方をする。自分の専門分野をハイテンションで語るオタクは大抵一種に思える。
 首の太さから来るずっしりとした低音だがトーンは明るい。

②親しみやすく安心感もあるが、ネット上で声だけ聞くと「他人のために明るく振舞っているんだな」と感じる。

③SNS上だと尊い系漫画をRTしたり、対戦ゲームの情報をずっと喋ってる人が多い。

④チーム対戦ゲームだと新しい戦略みたいなのを考えるのは好きだが、対戦で実力を示すこと自体に興味はない。
 情報を集めるために対戦をしている節がある。

⑤体癖情報ではいろいろ内面が書かれているものの、本人がそれを外に見せることはあまりない。
 例えば理屈を中心に動くというのは正しい。しかしコミュニケーションの中で理屈を押し付けるみたいなことはしないので、「理屈屋」という印象にはならない。
 あと大体「牧師タイプ」「先生タイプ」って書いてるのが不思議だったけども、要はロリコンという意味だということに気付いてワロタ…

上下二種

①彼女いそうな声。首が細いから高めの声だが、思慮深いので子供っぽくはない。あと頻繁に溜息ついてるイメージがある。

②器用。数値みたいな客観的な情報を好む。
 漫画とかだと面倒ごとおっかぶせられてる器用なおっさんが居るが、あれはかなり二種っぽい。

③SNS上だと鍵アカで引用RTしてるのをよく見る。根がレスバ好き。

④チーム対戦ゲームだとOPのアタッカーを擦る。なんでもできる主人公キャラみたいなの。
 あらゆる面において良くも悪くも踏み込まないので「キャラ特性が独特で、固有の戦略」みたいなのには向いていない。

⑤体癖情報には神経質と書かれがちで、はじめ「ちょっとあんた貧乏ゆすりうるさいのよ!!」みたいなことを言っちゃう人かな~と勘違いした。
 まぁ実際神経質ではある。でも溜めたストレスを直接ぶつけるみたいなことはあまりしない。大抵は端々から苛立ちが漏れ出るくらい。

左右三種

①明るく軽やかな話し方。話の内容が面白いとか役に立つというわけではないが会話してて楽しい。

②ただ明るい人だな~くらいの印象。一緒に遊んでると本心から楽しそうだし実際本人も楽しんでる。

③あんまSNSにハマる感じではないような?「SNS上の裏表ない発言で炎上する」という話はよく聞くが。

④チーム対戦ゲームにおいて、特定のロールが好きというのはないように思える。飛び道具みたいなキャラを使うこともしばしば。
 ただ、義務ピックとかはあまりしない。

⑤これに関しては別に誤解とかない。
 調子の悪いときは大抵わざわざネットに接続してないので、オンラインで一緒に遊んでるだけだとあまり気まぐれさはわからない。明るい人だなーで終わる。

左右四種

①ボソボソとした喋り方。発声器官に無理をかけない呼吸の延長としての喋り方だからそうなる。
 舌っ足らずにも聞こえる人も居る。

②何考えてるかわかんないし一緒に遊んでて楽しんでるかどうかもわからない。実は本人すら自分が楽しいのかをよくわかってない。

③SNS上だと本音爆発させてキレてるイメージがある。

④チーム対戦ゲームでは相手の動きを見て往なすようなキャラを好んで使う。また、本質的には尽くすのが好きで回復役みたいなのも使いがち。

⑤これも誤解とかはない。

前後五種

①甲高い声。早口にも聞こえるがオタクの早口と違ってリズム感や起伏に富んでいる。

②効率的。ケチにも見えるが、五種が嫌いなのは金を失うことではなく不利なトレード。価値があるなら高い買い物も普通にする。

③SNS上が上手い。不要なことを口に出さないというのはSNSの上手さにもそのまま直結する。あと弱者を面と向かって切り捨てたりしないのでインフルエンサーも結構多い。

④チーム対戦ゲームにおいては自分一人生き残ってでも勝つみたいなキャラを好む。なので必然的に妨害性能のほとんど無い純粋なダメージキャリーをよく使う。
 心の奥に臆病さがあって生存本能が人一倍強いからと思われる。打算的なのもそれが原因。

⑥体癖情報だと体型が逆三角形で筋肉質と書いているが、若干小太りに見えることが多い。現代病?
 「合理的ならサバサバでぶっきらぼうな感じなのかなー」と最初思ってたものの全然そんなことはない。むしろ会話は上手い。五種の人間はコミュニケーションが有益なことだと考えているから。
 

前後六種(あまり知らない)

①若干鼻声にも聞こえる幼い声。呼吸器が弱く呼気が足りてないからか。

②五種が「何かを失ってでもそれ以上の何かを得てスコアを高くしたい」だとしたら、六種は「マイナスのものすら手放さずにひたすら容量を膨らませたい」という動機が大きそう?
 自分の中にプラスの経験が無くマイナスしかなくても、それを捨てることができず自暴自棄になる。

③SNS上だと「www」みたいな一歩引いて見える反応をしているイメージがある。

④チーム対戦ゲームだと「キルパク」だとか「レイトイン」みたいな最終段階で敵を掃討するキャラを好む。後処理が得意。

⑤これに関しては理屈はわかるもののあまり自信がない。自分が四種だと、六種と関わる機会はどうしても少ないから。

捻じれ七種

①ガラガラとした声。ダミ声なこともしばしば。息を喉にぶつけてるからエッジが入りやすいのか。

②チンピラ的。上下関係を重んじるが、周りは別に上下の関係だと思ってないのでただただ横柄に思われる。
 でも自分にとって下の人間のために責任を果たそうとしたりもする。

③SNSだと純粋な同意のリプライを送ってくる。いいねをそのまま文面に起こしたような。
 あとネットの使い方が全体的にピンポンダッシュ的。質問箱にセクハラを送りつけたり、酷いと女にDMしまくる。「叩きつけたい」という欲求。

④チーム対戦ゲームだと殴り合うキャラが得意だが、命の重い責任重大ロールはあまり得意じゃない。自分のリソースを全て相手にぶつけるみたいなスキルファイターを好む。

⑤体癖情報には「戦士のような人間」と書かれていたのでスポーツマンで高潔な感じかなと誤解していた。全然そんなことはない。泥臭い。

捻じれ八種

①籠った声。口の形状記憶が強く発音が苦手。

②ネット上で関わるだけだと殊勝で面白味のない人という感じがするが、七種(チンピラみたいな人)の人に好かれるので周囲の人は不思議に思う。

③SNS上だと人が集まってくる。別に本人が愉快で面白いというわけではない。安定した幹のような人間だからみんなそこに居つく。

④チーム対戦ゲームだとおもんな義務ピックみたいなのがめちゃくちゃ得意。紙耐久高機動イケメンキャラみたいなのはあまり使えない。
 タンクも結構使う。

⑤特に誤解とかはないが。ネット上だと頑固で意地っ張りな部分をあまり出さない。人間として成熟してくるとそういう面が高じてハンターハンターのゴンみたいになる。

開閉九種

①寡黙。喋るとなんとなく緊張感が走る。声に限らず意識の指向性が高いので怖い。

②気難しい。が、本人が意識してそうなってるわけではない。あと勘が良くてむっつり。

③SNSだと空中リプライで難色を示してることが多い。

④チーム対戦ゲームでも拘りが強い。性能ではなくキャラ愛で使ったり、装備も自分の動きに最適化された特有のものになりがち。
 が、傾向としては役割のはっきり決まったものを好む。「敵の中のあいつをマークするのが俺の役目」みたいな。
 それ以外の傾向は…”刺突”が好き。

⑤体癖情報だと「天才」と言われてることが多い。だがあまり良くない表現だと思う。どの体癖にも天才は居るし、それぞれに独自の天才性がある。
 しかしじゃあ天才じゃない九種が居るかを考えると…ポンコツみたいなキャラ付けになるんだろうか…単なるバカとかまぬけじゃなく、「ポンコツ」。

開閉十種

①柔らかい声。指向が散漫としている。まぁまぁ低い声だがあまり低くは聞こえない。

②八方美人で大雑把。包容力がある。あと飽き性。「昔は仲良かったのに(十種の人が)いつの間にか他の趣味に移っちゃって最近一緒に遊んでないなぁ」ってなりがち。

③SNSだと人脈が広い。

④チーム対戦ゲームで使うのは集団戦の軸となるような長射程ダメージを出すものとか、一番経験値が必要なDPSとか。スケールの大きいキャラが得意。

⑤特に誤解はない。
 パッと見で三種かな~と思ったら十種だったということは起こりがち。体癖を見分けるときは指を十本立てて消去法で考えると良い。

遅速十一種(あまり知らない)

①軽薄に聞こえる喋り方。テンションは一種に似ているが声は高いし他人に気を遣ってるわけでもない。
 しかし三種ですらもう少し地味だし、かといって七種ほど攻撃的でもない。

②良くも悪くも軽薄。周りからもそう扱われやすく、説教されやすい。

③SNSだとどんなんだっけな…と思って今見てみたら一行で終わるツイートが多かった。

④チーム対戦ゲームだと責任を負うことのないキャラが好きそう。補助役みたいなのをよくやる?

⑤珍しいが居るには居る。しかしあまり良くは知らない。

終わりに

遅速十二種については会ったことがない。
 いや実際のところは、上記の十一種どれにも当てはまらない人が遅速十二種であるはずで。この人がそうなのかもしれないと思う人は見たことがある。でも確証はない。

 あと「ネット上の体癖情報ってどれが正しいのかわからないよ~~~」みたいになるんだったら、それぞれのサイトを2,3個見てクロスチェックすると良い。一歩引いた目線で見て考える。

強いて言うなら…

↑こういう淡々としたサイトの方が信頼度が高い。

 「体癖一種は”ポッキータイプ”!?」みたいなこと言ってるサイトは明確に内容が間違っていた。MBTIとか好きそうな人間を篭絡するためのポップなカラフルさが出てくる時点で信用はしてなかったが…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?