「お願い」に期限が必要な理由

こんにちは。

皆さんは、同僚、先輩、上司、そしてお客様、色々な方にお願い事をすることが多いでしょう。例えば、「商品の検討で使いたいのでサイトのPVデータを出してくれませんか?」とサイト運用部署の担当者にお願いしたり、「新しいご提案をさせていただくにあたり、ご方針をお聞かせください。」とお客様にお願いしたり。

今日はそんな「お願い」に、相手が答えやすくなるコツをひとつ書いておきます。実はとても簡単なこと。

タイトルの通り、期限をつけることです。

例えば、
「商品の検討で使いたいので、一週間後の10月7日15時までにサイトのPVデータを出してくれませんか?」という感じ。

なぜ期限が必要だと思いますか?
それは、依頼された側が「10月7日まで一週間あるから…明後日なら出来そうだな」と、自分の予定に組み込みやすいためです。その場で担当者が自分のスケジュールタスク表にメモしている風景が浮かびます。
ここまでは基礎編。

もう一歩、確実に相手に動いてほしいのであれば、期限とその理由をつけると良いかもしれません。

新商品の検討をしていて、再来週、部長との企画会議があります。そこにアイディアを持ち込みたいので、一週間後の10月7日15時までにサイトのPVデータを出してくれませんか?そのデータを見て、アイディアを考えようと思っています。

お願いされた側は、自分のやることが「誰との何に繋がる」かがわかるからやってくれる可能性が高まるでしょう。
もしかしたら、よりアイディアが考えやすい形でデータを出してくれたり、サイト運用者しか知らない付随参考情報も教えてくれるかもしれません。

小さな小さなコツです。
でもこういう積み重ねが、人を動かします。是非試してみてください。

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